OKINAWA SUITSとは
廃棄されるはずだったかりゆしウェアを
“Okinawa New Traditional Fashion”「OKINAWA SUITS」として蘇らせ、
「大量衣類廃棄問題」の解決に貢献。
二人に一人が不要な服を一度も着ないまま捨てたことがあり、
世界で毎年捨てられる服は200億着にも達するほどなんですって。
「大量衣類廃棄問題」のネガティブな側面ばかりを切り取るのではなく、
ファッションが本来持っている感覚や感性を研ぎ澄まし、
インパクトあるデザインとして形にすることで、
捨てられるはずのかりゆしウェアを「OKINAWA SUITS」として蘇らせていくそう。
出典:詳細はこちらから
今後は沖縄に留まらず、全世界に向けて
「OKINAWA SUITS」が捉える問題意識を伝えるべく
セールス&プロモーションを行っていく予定なんですって。
OKINAWA SUITSの仕組み
①着用しなくなったかりゆしウェアの回収
まずは素材となる、かりゆしウェアの回収を行います。
ただ回収するのではなく回収場所にご協力頂き、
かりゆしウェア持ってきてくださるお客様には様々な特典を提供されているんですって。
商業施設では商品券、居酒屋ではドリンク1杯無料など
着用しなくなったかりゆしウェアが特典に変わり、
開催場所もお客様で賑わいをみせているそう。
すでにサンエーPARCO CITYで2度の成功を収め、
古着回収イベントの枠を超えて各地でOKINAWA SUITSプレゼンツの
音楽イベントや物産展など開催していく予定なんですって。
②県内縫製工場にて制作
当初は県外の縫製工場で制作されていたそうですが、
提携先が見つかり県内の縫製工場に生産拠点を移されたそう。
OKINAWA SUITSの特色である縦ラインのデザインを表現するため、
かりゆしウェアを決められた幅にカット、
それらをつなぎ合わせて1枚の布にしたうえで裁断、
スーツの形に落とし込み縫製をかけていきます。
一つ一つの工程が手作業で進められるため、時間と技術を要するそうですが、
一生に一度の結婚式ではそこまでこだわられたもので迎えるのも素敵ですよね。
③OKINAWA SUITS完成
OKINAWA SUITSはセミオーダーで受注を受け付けているそう。
XS~3Lまでのサイズ展開しており、
11月27日までであればPARCOシティでの試着が可能です。
それ以降は直営店であるヤンバルホステル(国頭村)や
後続のイベント会場で試着いただけます。
かりゆしウェアの素材を活かした柔らかいシルエットが持ち味で、
カジュアルにもフォーマルにも着回していただけます◎
タキシードにSDGsを取り入れて
いかがでしたか?
今回はOKINAWA SUITSのニューコレクション
「OKINAWA SUITS TUXEDO」をご紹介させていただきました。
廃棄予定のかりゆしウェアで創るOKINAWA SUITSとは異なり、
タキシードに求められる優雅で洗礼された
高級感のあるデザインを再現するべく
県内の生地屋で使われていない新品の生地を使用してるので、
かりゆしウェアの素材を活かした柔らかいシルエットが持ち味。
カジュアルにもフォーマルにも着回していただけるそうなので、
ぜひ気になる方はチェックしてみてくださいね。