同養殖場は、株式会社温泉道場(埼玉県比企郡ときがわ町 代表取締役 山崎寿樹)が運営するおふろcafé白寿の湯(埼玉県児玉郡神川町)に併設されており、サバの陸上養殖は埼玉県で初の試みとなる。
「提供する食材は、自分の目でも確かめたい」
という理念のもと、今後「有楽町かきだ」でも使用していく予定の養殖サバを視察に訪れた大将かきだ。
一般的に、サバの生食は難しいと言われている。
その理由となる大きな問題のひとつが、サバに高確率で潜んでいる寄生虫「アニサキス」。
アニサキスは基本的に海水中に生息しているため、養殖のサバであれば寄生される心配がない。
つまり、生サバを鮨として提供することができる。
養殖サバを仕入れる大将の狙いはそこにあった。
通常、養殖サバは稚魚の状態から約1年半の育成期間を経て、出荷前に臭みを取るための「餌抜き」をおこなってから出荷される。
今回、サバを試食させてもらえるということで、餌抜きをしたサバを大将みずから捕獲することに。
当然ながら、サバも素早く動くので難易度はかなり高そうだ。
しかし、さすが大将。なんと一発で捕獲に成功。
獲りたてのサバをお刺身でいただく。
新鮮な生サバは、身が引き締まっており弾力が心地よい。
「コリコリ」と「プリプリ」の間のような食感と、たっぷりとノった脂。
〆サバや焼きサバでは味わえない「生サバ」ならではの味わいである。
サバの美味しさにテンションも上がり、「おふろcafé 白寿の湯」館内も案内していただくことに。
古生層から湧出する本格天然温泉と、ヘルシーで美味しい麴料理が楽しめる「寝かせ玄米と糀料理 俵や」、さらにゆっくり寛げるスペースが完備。天国のような場所だ。
料理はどれも本格的で、料理長の人柄がにじみ出る優しい味わいだった。
養殖場から出荷された生サバも、2023年6月から提供予定とのこと。
そして、実は温泉好きの大将。名湯を前に易々と帰るはずもなく、のれんの先に消えていった。
ココロもカラダも満たされた視察となった今回。
生サバの美味しさも自身の舌で確認でき、「自信を持って提供できる」と大将。
生サバ鮨を提供できるタイミングは、大将のTwitterより告知していきます。ご期待ください。
- お知らせ
同養殖場では、環境をさらに整えていくためのクラウドファンディングも実施中。
鮨大将かきだは「温泉サバ陸上養殖場」を応援しています。
▼クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/632259?fbclid=IwAR2JojS-gm6JxHmR6ux2cFWGY3vZyOc1mnz8kJ1T2GdwBj09zzAJbNDTewY
[店舗名]有楽町かきだ
[所在地]住所非公開(明治神宮前球場付近)
[予約]現在、新規のご予約は受け付けておりません。
※空席募集をおこなうことがございます。募集は鮨大将かきだTwitterよりお知らせいたしますのでフォローをお願いいたします。鮨大将かきだTwitter:https://twitter.com/KazuhiroKakida
[運営会社]株式会社ユニポテンシャル
[会社HP] https://www.unipo.jp/