アダルトチルドレンの特徴(タイプ)
アダルトチルドレンは、以下の6つのタイプに分類できます!
②スケープゴート(生贄)
③ロストワン(いない子)
④ケアテイカー(世話役)
⑤ピエロ(道化師・クラウン)
⑥イネイブラー(慰め役)
では、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。
①ヒーロー(英雄)
ヒーロー(英雄)タイプのアダルトチルドレンは、親から良い評価を得られることを最優先にするタイプ。
勉強やスポーツで良い評価をもらうことに精力を注ぐため、周りからはしっかり者や頑張り屋さんというように見られがちなタイプです!
こうした努力が何らかのきっかけで挫折したり、失敗したりしたとたんに破綻してしまいまうのがこのタイプ‥
挫折や失敗をしたときに、急に心が折れてしまう傾向があるという、危うさを併せ持っています。
②スケープゴート(生贄)
スケープゴート(生贄)タイプのアダルトチルドレンは、前に紹介したヒーロータイプとは真逆の行動をとることが特徴!
問題行動を起こしたり、過剰に低い成績を取ったりして、家族の不満や鬱憤を一手に引き受けることで、家族のバランスを取ろうとしているのです。
③ロストワン(いない子)
ロストワン(いない子)タイプのアダルトチルドレンは、家族の中での存在を消して“いない子”として生きていくタイプ。
迷子になっても家族に気付かれなかったり、旅行に連れて行ってもらえなかったりと、常に1人でひっそりと過ごしています‥
同じ家の中にいても、いつも1人で孤独に生きているのです。
④ケアテイカー(世話役)
ケアテイカー(世話役)タイプのアダルトチルドレンは、献身的に家族の世話をし、過剰なまでに家族を支えようとするタイプ。
自身がケアテイカーとなることで自分の存在価値を見出し、家族のバランスを取ることに精力を注ぎます。
その一方で、ケアテイカーになること自体は自虐行為としての側面もあるのです‥
⑤ピエロ(道化師・クラウン)
ピエロ(道化師・クラウン)タイプのアダルトチルドレンは、ひょうきんに振る舞うことで、明るい雰囲気を作ろうとするタイプ。
一見明るい性格に見えるのですが、常に人の表情を伺いながら生活していることが特徴です‥
どうすれば険悪なムードにならないかと常に怯え、心の中では涙を流しています。
⑥イネイブラー(慰め役)
イネイブラー(慰め役)タイプのアダルトチルドレンは、ケアテイカーのように自己犠牲を負いながらも、献身的に尽くすタイプ。
ケアテイカーとの違いは、相手の問題行動を助長して状況を悪化させてしまうことにあります‥
例えば、アルコール依存症の人のためにアルコールを次々と用意するなど、相手がさらにダメになっていくような行動を起こすのです。
時間をかけたらゆっくりと克服できる!