保護犬や保護猫を迎え入れるにあたって気をつけるべきこと
新しい家族として保護犬や保護猫を迎えることは、決してメリットばかりではありません。
もちろん気を付けておかなければいけないこともたくさんあります。
安易な気持ちで迎え入れて、また飼育放棄につながってしまうと、迎えた家族をより傷つけることにもなりかねません。
ここでは、念頭においておくべきポイントを挙げます。
心身に不調を抱えているケースがある
先ほども少し触れましたが、保護される前の飼育環境によっては、心身に不調を抱えているケースがあります。
劣悪な環境で過ごしていて身体が弱っていたり持病を発症しているケース
前の飼い主さんとの関係がよくなく、人間に対して不信感を持っているケース
こういった場合には、通常のペットを迎えるより私たちの負担が増えるケースが多くあります。
また犬のしつけは子犬のときが肝心というのが定説です。
もちろん芸達者に育てる必要はありませんが、トイレトレーニングや噛み癖、吠え癖といった家庭で過ごしていくために必要な部分のしつけが終わっていないケースももちろんあります。
そういった場合に根気よく向き合っていくことが求められるのも、保護犬や保護猫ならではかもしれません。
経済的にも負担になるケースがある
忘れてはいけないのが経済的負担です。
保護犬や保護猫を譲渡会で引き取る場合、いわゆる生体にかかる費用は抑えられるケースが多いです。
一方で迎えた家族との生活費は、通常より多くかかる可能性があることを頭に入れておきましょう。
たとえば病院代。先ほど挙げたような心身に不調を抱えている子を迎え入れた場合には当然費用がかさみます。
また療養食で育てなければならない場合には、通常のごはん代も多くかかることを考えなければなりません。
トイレトレーニングが終わっていなければ家の中が汚れる可能性もあったりと、決してキラキラした面だけではないことを考えなければならないですよね。
とはいえ、かけがえのない家族との生活が待っていることは間違いなし。
前向きにとらえられるといいかもしれませんね。
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