人工授精の対象となる方
人工授精を検討する場合、女性側が卵管狭窄や卵管閉塞がないことが前提となります。その上で、人工授精が向いているケースをいくつかご紹介するので、治療を検討する際の参考にしてくださいね◎
(精子減少症/精子無力症など)
●勃起障害がある場合
●射精障害がある場合
●浸入障害がある場合
●体外(顕微)授精に強い抵抗がある場合
(精子に問題ないことが前提)
一方で精子が良好な場合や、逆に精子量・精子数・運動率・奇形率などが著しく悪く、顕微授精が必要な場合には、人工授精は不向きです。また、女性側の卵管が狭い、あるいは閉じてしまっている場合や年齢が高い場合も人工授精が向いていないと考えられています。
しっかりと検査をした上で、人工授精では妊娠が期待できない場合、一気にステップアップをして体外(顕微)授精に進んでしまうのもひとつの方法です。子どもが欲しいタイミングや妊娠・出産のリミットは夫婦によっても異なります。医師、そして夫婦でしっかりと話し合い、夫婦が一番納得できる治療を選択していただければと思います◎
人工授精の進め方をお伝えします。