夫婦で貯金をするための心得
ここからは実際に夫婦でお金を貯めるためのポイントについてご紹介します。まずは夫婦で貯金をするための心得からチェックしましょう。
チェック①夫婦でライフプランについて話し合う
結婚すると住宅購入資金、子どもの教育資金、老後の資金など、まとまったお金が必要になる場面がいくつかあります。それぞれに必要な金額はおふたりが考えるライフプランにより異なりますので、おふたりで理想のライフプランを話し合うことが大切になります。
おふたりのライフプランを決めることである程度、必要になるお金も明確になります。目標が決まると貯金もスムーズにはじめられるはずです。
チェック②お互いの収入と資産を開示
お金が貯まる夫婦はお互いの収入や資産を開示しています。本来夫婦というのはお互いに協力しながら資産を形成し、一緒にライフプランを実現していくものです。
お財布は別で構いませんが、お互いの収入や資産を開示することで、計画的にお金を準備できるのはもちろん、夫婦の信頼関係も深まるはず。まずは「お金の話しは失礼なこと」等といった既成の概念を取っ払い、夫婦でお金についてオープンに話せる関係を築きましょう。
チェック③お金の情報に興味を持つ
一般的にお金が貯まる夫婦はお金に関する情報に良い意味で敏感です。冒頭でもお伝えした通り、今は銀行にお金を預けるだけだと、お金を増やせない時代です。
だからこそ夫婦で資産運用について興味を持ち、新しい情報をキャッチした際には情報共有できるような関係が理想。夫婦でお金の情報に興味を持つことで自然と家庭内の会話も増えるかも◎
チェック④夫婦の共同貯金を作る
共働き世帯の場合、毎月必要な生活費は出し合っているものの、貯金は各自が行っているというパターンもあります。しかし、貯金を各個人に任せておくと、なかなかお金が貯まりません。お恥ずかしながら筆者も貯金を各自行っているパターンの家庭ですが、貯金も「自分のお金」だと思うと、ついつい「まあ良いか」で自分が欲しい物を買ってしまいがちです。
つまり、お金が貯まる夫婦はこの逆。夫婦でしっかりと貯金ができる夫婦です。筆者のように共働き世帯の場合、それぞれの収入を自分で管理する分には問題ありませんが、貯金に関しては夫婦共同貯金を作ることをおすすめします。日頃から夫婦共同貯金を作ることで、もしもの時の支出に備えることができますよ。
チェック⑤クレジットカード払いに注意
一見非常に便利に見えるクレジットカード払いですが、使い方を間違えるとお金が貯まらないどころか自分でも気が付かない内に借金ができている場合がありますので、注意が必要です。
手元のお金が減らない分、ついつい使い過ぎてしまう傾向がありますので、クレジットカードを持つ場合は夫婦間である程度使い方に関するルールを決めておくことをおすすめします。
夫婦でお金を貯めるためのポイント