結婚式に欠かせないアイテム「ブライダルドレス」。購入とレンタルのどちらが多いのか
ご存知ですか?
ほとんどの花嫁さんは、ある方法でウエディングドレスを手に入れています。ここでは、ブライダルドレスの説明、レンタルと購入の割合、人気のブランドを教えますよ。
花嫁さんのトレンドを抑えながら、好きなブランドが見つかるかもしれません♪
ブライダルドレスとは?
ブライダルドレスは、貴族の花嫁が着ていた洋服と言われています。しかし、昔は赤や青などカラードレスが多く、セレブのフォーマルファッションでした。
白いウエディングドレスは、定番ではなかったのです。ここでは、ブライダルドレスの歴史やブームになった理由を紹介します。
ブライダルドレスは、長崎がはじまり?
ウエディングが日本で広まったのは、明治時代になります。オランダとの交流をしていた長崎の結婚式で、はじめてブライダルドレスを着たのです。
しかし、ヨーロッパ風の結婚式が広まっていないため、一般人に出回りませんでした。
ブライダルドレスブームは、天皇のおかげ?
ブライダルドレスは、明治時代に伝わりました。しかし、一般人が着るようになったのは昭和からです。
昭和34年(1959年)に上皇后美智子様の結婚式で、クリスチャンディオールのブライダルドレスをお召しになりました。
パレードには約53万人が集まり、ブライダルドレス姿の美智子様がテレビで流れたのです。この結婚式をキッカケに、ブライダルドレス=女性の憧れとなったのです。
1960年代からは、一般人がブライダルドレスを着るようになりました。これから紹介する「ユミ・カツラ(YUMI KATSURA)」といった国内ブランドも生まれたのです。
ブライダルドレスはレンタルor購入のどちらが多い?
ブライダルドレスは、レンタルと購入のどちらが多いのでしょうか。結婚式の近い花嫁さんでも、知らない人が多いかもしれません。
ここでは、ブライダルドレスのレンタルと購入割合を、ゼクシィーのデータを使って紹介します。
花嫁でレンタルを選ぶのは「84.6%」
ブライダルドレスのレンタルをする花嫁さまは多いです。調べてみると、レンタルをする人が84.6%と書かれています。
【ブライダルドレスレンタルの内訳(首都圏)】
ブライダルドレスのタイプ
割合
既製品
約83.6%
オーダーメイド
約1%
オーダーメイドを選ぶ花嫁さまは、少ないのです。オーダーメイド=高い※といったイメージがあるのではないでしょうか。(※リーズナブルなオーダーメイド品もあります。)
購入する人は少ない
ブライダルドレスを購入する人は、少ないです。ブライダル総研の「ゼクシィ結婚トレンド調査」では、ブライダルドレスを購入する人が12.7%と書かれています。
購入したウエディングドレスの内訳は、以下のとおり。
【ブライダルドレス購入者の内訳(首都圏)】
ブライダルドレスのタイプ
割合
既製品
約3.7%
オーダーメイド
約6.8%
リサイクルドレス
約2.3%
ブライダルドレスの購入になると、自分らしく着こなせるオーダーメイドが人気です。
ブライダルドレスのおすすめブランド
ブライダルドレスは、購入よりもレンタルの割合が多かったですね。しかし、どんなブライダルドレスが必要なのかわからないでしょう。
ここでは、国内外のブライダルドレスブランドを紹介します。あなたの知らなかったブランドに出会えるもしれません。
その1:ユミ・カツラ(YUMI KATSURA)
YUMI KATSURA(桂由美)の公式HPはこちらをcheck♡♡*
ユミ・カツラ(YUMI KATSURA)は、高品質なブライダルドレスを制作。選ばれた生地で作られたオーダーメイドドレス(オートクチュール)と変わらないレベルに仕上げています。
ブライダルドレスのプロフェッショナルがフィッティングをするため、オーダーメイド品のようなスタイルを実現。
レンタル料金は、30~80万円と高めですが、価格に見合ったブライダルドレスが着られます。
■ユミ・カツラ(YUMI KATSURA)のホームページ
https://www.yumikatsura.com/wedding_dress_rental
■ユミ・カツラ(YUMI KATSURA)を着た人の感想
リボンの使い方がウマすぎる
ユミ・カツラのドレスに決めた理由は、明るくて可愛くてもインパクトがあります。挙式にも負けないブライダルドレスでした。ショルダーから伸びる赤いリボンが、フワッと浮いているため存在感もあります。
周りの人に検討中のドレスを見せたら、ユミ・カツラが良いという人が多かったです。夫も「ユミ・カツラのブライダルドレスはかわいい」とホメていました。
お花が可愛すぎる
前から、ユミ・カツラのブライダルドレスに憧れていました。いろいろな衣装がありましたけど、ユミ・カツラらしいデザインで選んだのです。それに、有名人が着ているブランドなのも決め手です。
試着をしたドレスショップは、高級感があります。他のお客さんに出くわすことがないので、じっくりと試着ができました。
その2:ジルスチュアート(JILLSTUART)
若い女性から愛されているのが「ジルスチュアート(JILLSTUART)」。新人のデザイナー時代から、ジルスチュアートは「プリティーガール」にこだわっています。
ジルスチュアートのブライダルドレスには、花柄の刺繍が施されています。シンプルでありながら、大人カワイイ女性を引き出します。
「派手すぎずに、かわいいウエディングドレスがほしい」といった花嫁さまにおすすめ。
■ジルスチュアート(JILLSTUART)のホームページ
http://www.jillstuart-wedding.com/collection/wedding.html
■ジルスチュアート(JILLSTUART)を着た人の感想
理想のブライダルドレス
ジルスチュアートのブライダルドレスは、かわいらしいフリルが付いています。華やかさもありますが、派手すぎない可愛らしさを感じられました。
カラーも、クリーム色に近い白のため、肌色との相性がバツグンです。さらに、スタイルも良く見えるため、美しくブライダルドレスを着たい人におすすめ。
試着をしたドレスショップも、ジルスチュアートのかわいらしさを感じられてプリンセスの気分を感じられます。
後ろからのスタイルがイイ
ブライダルドレスをネットで見ると、可愛すぎると思っていました。試着をしてみると、
ウエストがスラっとしているため、細く見えます。
ブライダルドレスの後ろにあるリボンも、大きいので目立ちます。ジルスチュアートを扱うクチュールナオコで試着をしました。
何着でも試着ができるため、納得するまでブライダルドレス選びができます。
その3:プロノビアス(PRONOVIAS)
100年前に生まれたスペイン発のレース専門店「プロノビアス(PRONOVIAS)」約50年前の1964年にブライダルと既製品(プレタポルタ)をミックスしたデザインを発表。
インテリアのようなブライダルドレスは、世界中のセレブに愛されています。「挙式の雰囲気が変わるブライダルドレスを着たい」といった花嫁さまにおすすめ。
スペインから生まれたブランドですが、青山にショップがあるのも魅力です。
■プロノビアス(PRONOVIAS)のホームページ
https://www.pronovias-jp.com/
■プロノビアス(PRONOVIAS)のブライダルドレスを着た人の感想
プロノビアスのブライダルドレスは、ジャストフィットしやすいです。膝ぐらいのくびれがあるため、スラっとした感じになります。チュールタイプの生地なので、広がりやすいのも特徴です。
長めのスカートになるため、引き裾がなくてもインパクトがあります。ただし、ストレッチ性がないため、動くことが多い挙式には向いていません。
背中がパックリと開いたブライダルドレス
伝統的なブライダルドレスですが。背中が開いているのがGOOD。V字のウエストだから、スタイルアップにつながります。
また、チュールの部分がクチャクチャになりずらい点もおすすめ。
Dressy花嫁に人気! 海外インポートドレスを紹介♡–世界中のセレブから愛されるブランド [ PRONOVIAS(プロノビアス)]–
その4:アントニオ・リーヴァ(AntonioRiva)
出典:インポートドレスブランド[ ANTONIO RIVA (アントニオ・リーヴァ) ]のお洒落ウェディングドレスはご公式HPをcheck❁
オシャレさんが多いイタリアで生まれた「アントニオ・リーヴァ(AntonioRiva)」。建築を学んだデザイナーの計算し尽くされたラインが魅力。
もちろんデザインだけではなく、フィット感もあって着ごこちもバツグンです。「せっかくの挙式だから、職人のこだわりを感じる衣装がイイ」と考えている花嫁さまにおすすめ。
■アントニオ・リーヴァ(AntonioRiva)のホームページ
■アントニオ・リーヴァ(AntonioRiva)を着た人の感想
前撮りで使ったアントニオ・リーヴァのブライダルドレスは、お世辞抜きでかわいいです。こんな着れてうれしかったのは、アントニオ・リーヴァだけではないでしょうか。
その5:ヴェラ・ウォン(VERAWANG)
出典:最高峰のドレスブランドverawangの公式HPはこちらから♡
ニューヨークのドレスショップから始まった「(VERAWANG)」。23歳の若さでアメリカのファッション誌「VOGUE」の編集長やスタイリストをしました。
ほかにも、ポニーのロゴで知られている「ラルフローレン」のデザイナーをしています。
彼のつくるブライダルドレスは、スタイリッシュでモダンなデザインが特徴。オーダーメイドのため、一つとして同じ衣装はありません。
多くのセレブやタレントからも愛されていて、映画やドラマでも使われています。
■ヴェラ・ウォン(VERAWANG)のホームページ
https://costume.takami-bridal.com/verawang/
■ヴェラ・ウォン(VERAWANG)を着た人の感想
ヴェラ・ウォン(VERAWANG)のブライダルドレスは、スカートとバストのデザインが良くてオトナらしさを感じられます。
冷静さとかわいらしさがあって、スカートのデザイナ好きです。スマートすぎず、ほどほどなボリューム感もすばらしいですね。
人気のあるドレスショップだから、事前予約が必要になります。スタッフさんは、私がお気に入りのドレスとおすすめのブライダルドレスを教えてくれました。
まとめ
ブライダルドレスは、花嫁さまをキラキラさせるアイテム。白無垢などの和装しかなかった日本に海外の衣服が伝わったのが始まります。
日本のプリンセス「上皇后美智子様の結婚式」がキッカケで、多くの女性が憧れるファッションになりました。
そんなブライダルドレスも、今では花嫁さまの定番アイテムに。ほとんどの花嫁さまは、購入よりもレンタルを選んでいます。
気になるブランドドレスがあれば、レンタルを利用してみてはいかがでしょうか?
ブライダルドレス選びで迷ったら、ウエディングメディアの「プラコレの試着レポ」などを参考にしてくださいね。