「コロナ別れ」「コロナ離婚」という言葉を聞いたことがありますか?これは、普段一緒にいないカップルや夫婦が急に四六時中生活を共にすることで関係がうまくいかず、最悪の場合別れてしまうことになってしまうケースのこと。
せっかく一緒にいるのなら、この機会を利用してさらに二人の関係性を深めていきたいですよね!というわけで、ここではコロナウィルスで家にいる時間が増えている今だからできる、カップルの絆の深め方について紹介します。
コロナの影響で関係がうまくいかなくなる典型的な3つのパターン
コロナウィルスの感染拡大を受けて、各地で緊急事態宣言が発令されるなど、自由にあちらこちらへ出かけることはおろか、普段通り出勤することさえできなくなった人は大勢います。そのため、普段はなかなか長い時間を一緒に過ごすことができなかったカップルたちが、急に1日24時間まるまる一緒に過ごすことになったケースも珍しくないでしょう。
普段「全然一緒にいられないじゃん!」と不満を抱えていたカップルにとっては、本来喜ばしいことなのですが、案外そうでない場合もたくさんあるようです。というのも、急に一緒にいる時間が過ぎたことで、お互いの嫌なところが気になり始めて、喧嘩が増えてしまうケースがとても多いのです。
なぜ、一緒にいる時間が長くなることでカップルの関係性がうまくいかなくなるのでしょう。ここでその典型的な3つのパターンを紹介します。
パターン①これまで気付かなかった「相手の嫌なところ」が次々に見つかる
大好きな人と過ごす時間は本来かけがえのないもの。コロナウィルスの影響で急に一緒にいられる時間が増えたカップルはきっと初めのうちはこう思ったのではないでしょうか。
「え!それなら二人で過ごせる時間が長くなるってことね!嬉しい!」
ですが、実際に長く時間を過ごせば過ごすほど、本当に些細なことがびっくりするほど気になってしまいます。
「なんでこの人家のこと手伝ってくれないのかしら」
「ゴミ出しはするって言ってくれたのに、全然してくれない!」
「濡れたバスタオル、放置するのやめて欲しい!」
「この人こんなに食べ方が汚かったかしら、なんか幻滅…」
日々の積み重ねは大きなストレスとなり、いつしか爆発!そして、しまいには「もう一緒にいること自体がストレスだわ」なんてことになってしまうのです。もちろん最悪のシナリオですが、実際に起こっている本当の話ではあります。
パターン②デートに出掛けられなくなり二人で楽しい時間を過ごせなくなった
これまでは恋人同士らしく、楽しく休日デートや平日の夜のデートを楽しんでいた二人も今はそうも行きません。一緒に過ごせるのはいいけれど、ずっと家にいるのでは楽しみ方が分からない、と悩んでしまうカップルも少なくありません。
確かに家にいて楽しく過ごすとなると、一緒に映画を見たり食事をしたりすることくらいしか思い浮かばず、すぐにネタ切れしてしまうケースも多くなります。これまで仲良く順調に関係を深めていたカップルも、こうなってしまっては、「楽しむ」ことが不足してしまい、ストレスが溜まることで喧嘩が多くなってしまいがちです。
パターン③時間がありすぎて余計なことまでしゃべってしまい喧嘩になる
カップルが常に一緒にいると、当然会話は多くなります。これまで「もっといろんなこと話したいな」と思っていてもなかなか十分な時間が取れず、不満を感じていた人も多いでしょう。
ですが、会話が多くなることで「余計なことまで口にしてしまう」というのもありがちです。普段なら持ち出さないような話題を口にして、それが喧嘩につながってしまうケースも多発しています。口は災いのもととはこのことですね。
この機会を生かして二人の関係性を深めるための5つの方法
コロナの影響で共に過ごす時間が増え、その結果関係性が悪化してしまうケースがあるのは事実です。しかし、せっかく時間がたっぷりとあるなら、これまで忙しくてできなかったことにもチャレンジできるはず。二人の関係性を深めるのもその一つです。
ここで、カップルの絆をより深く強いものにするために試してみたい5つの方法を紹介しておきましょう♪
方法①一緒に料理をする
家で一緒に過ごす時間が多いなら、この機会に二人で一緒に料理することを習慣化してみるのもおすすめです。節約にもつながりますし、何より「一緒に何かを作る」ことで二人の絆がグッと深まります。料理するだけでそんなに効果があるものか疑問に思う人も多いかもしれませんが、男性の多くは率先して自炊をしない傾向があるため、料理を始めること自体が男性にとっては大きなステップとなります。
新しいことにチャレンジして、上手になっていく感覚を一緒に楽しめるため、カップルの関係性を良好に保つ上でも非常に有効です。
方法②旅の予定を立ててみる
もちろん今すぐに旅行に行くことは現実的に不可能です。しかし、この状況が永遠に続くわけではありません。今はどこにも行けなくても、今後事態が収束すればまた自由にいろんなことを叶えることができるでしょう。
家にいる時間が長くなると、つい目先のことしか考えられなくなりがちですが、思い切って視点を変えてみてはいかがでしょう。「今度一緒に○○に行こうよ!」と持ちかけ、そこでやってみたいことや食べたいもの、見てみたい景色などを思うままに書き出していくことで、気持ちがとってもハッピーになります。
そして、二人で一緒に行く旅をプランすることで、二人の目標が設定できます。未来の予定は多ければ多いほどいいでしょう。それだけ、二人の絆が深まっていきますよ♪
方法③家事を公平に分担する
同棲カップルに試して欲しいのは家事の分担。なぜ家事の分担をすることが二人の関係性と関係があるのか、ピンとこない方もきっと多いと思います。
実は、一緒に生活をしていて女性が不満として挙げることの多いのが「男性が家事を手伝わない」というポイント。これが原因で喧嘩が絶えなくなってしまうことは非常に多いのです。
であれば、あらかじめ家事を分担し、「二人できちんと役割分担して気持ちよく生活ができる」状態を作っておくのが一番。これにより、喧嘩を未然に防ぐことができるだけでなく、将来の結婚生活の予行練習にもなります。
方法④テレビを見ない時間を作る
いつも家にいるとどうしても増えてしまいがちなのが、「長い時間ひたすらテレビを見続ける」という状況。テレビや映画を一緒に見る時間も楽しいかもしれませんが、せっかくならテレビのない時間も楽しめるようになりたいもの。
テレビを見ているとテレビの話題ばかりが会話のネタになりがちですが、テレビを見なければ二人が本当に話したいことに焦点が向くようになります。テレビから離れる時間を作ることで、お互いが本当に興味を持っていること、大切に考えていることを知り、さらに理解を深める大チャンスです。
方法⑤一緒にできる趣味を始める
こんなときだからこそ、家で一緒にできる趣味を何か一つ持っておくのもおすすめです。それは家で行うトレーニングでもいいでしょうし、テレビゲームをするなどでも構いません。二人が同時に一緒の何かを行うことに意義があるのです。
一緒にいる時間が長くても、案外二人が同じことに打ち込んでいる時間は少ないもの。ここにもう少しフォーカスしてみましょう。二人ともが楽しめることは多ければ多いほど良いです。これと言って一つも思い浮かばない…という方はぜひまず初めの一つを見つけてみましょう!
まとめ
コロナウィルスは、家族との関わり方や恋人との関わり方を見直す機会を人々に与えてくれたと言っても過言ではありません。今の状況はたくさんの我慢を強いられ、ストレスが溜まりやすいのは確かです。ですが、この機会だからこそ、相手の大切さを知ることもできます。
大切なパートナーとの絆を深められるよう、二人の日常にちょっとした工夫を加えてみましょう。意識一つで二人の関係性はさらに深く強いものになります。
コロナのせいで喧嘩ばかり…などと今の状況に不安を抱えるカップルの皆さんには、特に今回おすすめした5つのことを試していただきたいですね!きっと少しずつ、いい方向へ向かっていくに違いありませんよ♪
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