卵子凍結の費用

卵子凍結は保険適用外の自由診療となるため、治療を受けるクリニックによっても費用が異なります。
以下、卵子凍結にかかる費用の相場となりますので、治療を検討する際のひとつの目安としてご覧ください◎
排卵誘発・採卵:30~30万円
凍結保存料 :5~10万円
凍結更新料 :2~5万円
大切なのは、みなさま自身が治療方法や費用に納得したうえで治療を受けること。
クリニックによっては事前の説明会を行っているようなケースもありますので、このような説明会に参加し、下調べをした上で自分にあったクリニックを選びましょう◎
卵子凍結に助成金はある?

保険適用外の治療となる卵子凍結。検討している方のなかには、費用面が気になり、卵子凍結に踏み切れないという方もいらっしゃることと思います。卵子凍結に関する助成金は主に2通りあります。
厚生労働省では令和3年より「小児・AYA世代がん患者等に対する妊孕性温存研究促進事業」を開始。これは思春期から30歳代までのがん患者が希望を持ってがん治療に取り組めるように開始された事業です。
この助成金制度では、がん患者の方が将来子どもを出産することができる可能性を温存するために卵子凍結にかかる費用の一部を国が負担するものです。詳しく知りたい方は厚生労働省のホームページも併せてご覧いただければと思います。
地方自治体による助成金がある場合も◎
また、東京都や兵庫県姫路市など、地方自治体によっては、自治体独自の制度として卵子凍結に関する助成金制度を設けている場合もあります。
なお、助成金の有無や金額、対象条件などは、自治体により異なります。気になる場合は、住民票を置く住所を管轄する地方自治体の公式ホームページを確認しましょう◎
卵子凍結の安全性とリスク