婚約指輪(プロポーズリング)や婚約記念品を贈る
婚約の際、結婚の約束のカタチとして婚約記念品を贈ることがあります。
婚約の事実を証明する方法で代表的なのが、
男性から女性に贈る婚約指輪(エンゲージリング)です。
プロポーズと同時に贈られるシーンを映画などで見かけますが、
憧れる女性も多いのではないでしょうか。
婚約指輪はプロポーズとともに贈ることが多いですが、
後からふたりで購入するスタイルも増えています。
婚約したことを形として示すのが婚約の記念品です。
婚約指輪のお礼として、女性から男性に腕時計を贈るケースもあります。
また婚約記念品をもらった場合は、お返しをすることが望ましいです。
腕時計やスーツ、趣味のものや仕事で使うものなど
相手が喜びそうなお返しを選びましょう。
結納をする
結納は、日本の伝統的な婚約の儀式です。
結納をすれば、両家が正式に結婚の約束を交わしたことになります。
地域によって違いはありますが、「縁起物」や「結納金」を取り交わします。
最近では結納を行わないかわりに、両家が顔をあわせて食事会をするケースも多いようです。
個人同士だけでなく親同士の対面を行うことで、
けじめになり、互いの親も安心するでしょう。
結婚との違い
日本における結婚とは、婚姻届を自治体に提出して入籍し、
戸籍上の夫婦となることを指します。
承認された時点から夫婦としての法的な責任や拘束力が発生するため、
「同居してお互いに協力し扶助する義務」「家事や債務の連帯責任」
「子の監護義務」「貞操義務」などが法律で定められているのです。
「婚約」は、法律の条文で定められたものはなく、
法律的な責任や拘束力は発生しません。
しかし一方的な婚約破棄や不貞行為などがあった場合は、
損害賠償や慰謝料請求の対象となる法的義務が生じることもあります。
「結婚」と「婚約」の大きな違いは、婚姻届を提出し、
おふたりの関係が法律で認められているかどうかです。
法的な義務や権利が生まれるのが、婚約との違いです。
婚約のメリット