フランスのお花屋さん事情
子どもの頃から家の中にお花を飾るだけでなく、お花を贈り合うことが文化として根付いています。自分のためだけでなく、ちょっとしたお土産やギフトアイテムとしてお花を選ぶことも多いので、日々の生活で頻繁にお花屋さんを利用しています♡
男性から女性に花を贈る機会も多く(バレンタインや国際女性デー、サプライズなど)、お花屋さんには性別や年齢関係なく、さまざまな人が出入りしています。ちなみにフランスのバレンタインの日は大人だけなく、小さな子どもも学校にお花を持ってくるのが印象的です♡子どもの頃からお花屋さんに行くのが当たり前の生活が育まれています。
出典: photo AC
そんな文化の中でどんどん進化しているお花屋さん。ここ数年、個性的なお花屋さんが増えています。どこのお花屋さんも敷居は高くないので、旅行中でもぜひ気軽に足を運んでみてください。たくさん買わなくても歓迎される空気のお店ばかりです。何より花の色のチョイスが日本と大きく異なるので、ぜひ現地で見て肌で感じていただきたいです♡「こんな色合わせがあるんだ!この形を合わせていいんだ!」といった感動を味わえます。
前撮りや後撮りでフランスに行く際は、思い切ってお花を現地調達するのもオススメです。
心配しなくても必ずステキなお花に出会えますので、せっかくの前撮り・後撮りを楽しむイベントに「お花屋さん巡り」を加えてみてください!
パリスタイルのお花
フランスには「パリスタイルブーケ」と呼ばれるブーケのスタイルがあります。フラワーアレンジメントを受講したことがある方はご存じかと思いますが、一般的にパリスタイルブーケと呼ばれるものは、花と緑がたっぷり詰まったブーケのこと。田園などの自然を感じることができるスタイルでもあります♡花と緑、どちらもたっぷりあるのが特徴で、色合いは大胆なものから淡くやさしいものまで、フランス人が持つ色のパレットの豊かさを感じられます。
でも、フランス人が日常的にブーケを購入しているわけではありません。好きなものを好きな数だけ購入して生活にお花を取り入れています。ちょこっと一輪だけ購入したり、大きめのお花を購入してプチ贅沢したり、気分に合わせて利用してみてくださいね。
カフェが併設されているお花屋さん Désirée (デジレ)
今パリで大人気のお花屋さん。カフェが併設されていて、アーティストやセレブリティーも利用することで有名です。お花とカフェはフランス人の生活にどちらも欠かせないものです。そんな2つがドッキングしたカジュアルで居心地のよいお花屋さん。花のある生活を広げようというコンセプトのもとで、食と花がバランスよく同じ空間に存在しています。肩に力を入れずに行けるようなお店の雰囲気がポイントです♡
旅行でフランスに行ってお花を買うことに抵抗がある人は、カフェを利用してお花屋さんとカフェ両方を楽しむのもいいと思います。たくさんのお花を見ながら、カフェで休憩してフランス人らしい時間を過ごしてみてください♡カフェのメニューにも季節の植物を利用したものが多く、目でも楽しむことができます。テーブルに飾ってあるお花も、お花屋さんのカフェらしく贅沢なものが多いです。
カラフルな色合わせが得意のDésirée (デジレ)。インパクトのある花同士を合わせたりと、センスにも脱帽。赤とオレンジを合わせたり、ピンクと赤を合わせたり。ブーケの形も王道に囚われない自由な動きのあるものを得意としています。旅行中にホテルに飾るお花を買うことはもちろん、こちらはウェディング関連も力を入れているお花屋さんなので、前撮り・後撮りで生花を検討してる際にはぜひ利用してみてください!
このお店の詳細
住所:5 Rue de la Folie Mericourt, 75011 Paris
営業時間:9:30-19:30
定休日:水曜日
公式サイト:https://desireefleurs.fr/
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