知っておきたい福島弁②さすけね
相手を気遣うときに使用する素敵な方言です。
おばあちゃんやおじいちゃんから掛けられて安心した経験がある方もいるのではないですか?
標準語:気にしないで、大丈夫
使用例:「あれだけ努力したんだから、さすけね〜」
相手に対して大丈夫だよ、心配ないよ、という気持ちを伝えるときに使用する方言です。
「差し支えない」という言葉が訛ってこの形になったようです。
相手を安心させたいときに使えばより、気持ちが伝わるかもしれませんね。
知っておきたい福島弁③いっぺたっぽ
出典:PAKUTASO公式サイト
促音を連発し、幼さを感じさせる響きが可愛いこちらの方言。
標準語:たっぷり、いっぱい
使用例:「お酒がグラスにいっぺたっぽだね。」
グラスを横から見たときに水がたっぷりと注がれて、表面張力でギリギリこぼれずに保たれている様子を表しているようです。
「いっぺたっぽ」という音の表現からも、その様子が伝わってきます。
「いっぱい」「たっぷり」が訛ることでこのような方言に変身したのでしょうか?そんな予測ができますね。
知っておきたい福島弁④ありがとない
ありがとない…ありがとうの気持ちがない、ってこと!?いえいえ、安心してください。違いますよ!
標準語:ありがとうございます
使用例:「危ないところを助けてくれて、ありがとない」
誰かに感謝をしたいときにどんどん使っていきたいこの方言。
福島弁では「~ね」といった終助詞を「~ない」というふうに言い換えることがあります。
同じような表現で「どうもない」には「こんにちは」という意味があったりもします。
どことなくかわいさを感じられる方言ですよね。
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