バームクーヘンだけじゃない岐阜の銘菓♪
御菓子処・松谷園ならでは「焼き栗きんとん」
岐阜の銘菓と言えば「栗きんとん」もありますが、9月に栗が収穫されて作られる秋の風物詩でしかも冷凍保存になるため結婚式の引き菓子にするならば時期が限定されるうえ渡し方や案内など準備が大変です。一方、同じ栗きんとんを使いながら常温で日持ちするお菓子ならば一考に値するでしょう。
創業昭和47年の松谷園は旬のものを大切にした和菓子を手作りしており、岐阜県を中心に厳選した国産の栗を100パーセント使ったお菓子が有名。国産の小豆と岐阜産の糸寒天を炊き上げて冷やした羊羹で栗きんとんを包んだ、栗きんとん羊羹「栗ごころ」や栗きんとんの美味しさを味わえる「焼き栗きんとん」がおすすめです。
「栗ごころ」は製造日から50日、「焼き栗きんとん」は60日保存できるから(冷暗所。栗ごころは開封後冷蔵庫にて)引き出物として贈ることができます。「栗ごころ1本+焼き栗きんとん」の詰め合わせもあり、特に美味しさそのままで日持ちする「焼き栗きんとん」は松谷園でしか食べられない逸品です。
電話番号 (0572-26-8565)
まとめ
尾張(愛知県)に生まれ武将として天下布武を目指し、美濃国井之口(岐阜県岐阜市)を「岐阜」と名付けて岐阜城を拠点に活躍した織田信長公はもてなし上手だったと言われます。東海地方では結婚式の引き出物が重たくてかさばるのは常識のように言われた時代もありましたが、昨今はおもてなしの仕方も古き良き物を残しながら変化しているようです。
結婚式の引き出物には地域性があり、今回は愛知県や岐阜県など東海地方の一部でこだわる「名披露目」という慣習について説明させていただきました。また東海地方では引き菓子の定番としてバームクーヘンが人気なので、岐阜県で有名なお店を3店。さらに岐阜銘菓「栗きんとん」に近い味を楽しめて常温で保存でき、引き出物に使える「栗きんとんようかん」、「焼き栗きんとん」で有名なお店を紹介しました。
結婚式のゲストをおもてなしするため、岐阜県らしさを活かした引き出物をご準備する際に少しでもお役立ていただければ幸いです。