義実家が嫌いな理由
意外に思われるかもしれませんが、結婚当初から「義実家を嫌い」だと思っていた女性はごく僅か。多くの女性が、義実家と交流を深めていく中で、義実家のことを嫌いになってしまうことがあるようです。
では、女性はなぜ夫の両親(義実家)を嫌いになってしまうのでしょうか?その理由を見ていきましょう。
①常識やデリカシーが無い
女性が義両親を嫌いになる理由のひとつに、義両親に「常識やデリカシーが無い」といった理由が挙げられます。実際に筆者の周りで聞いたことがあるエピソードをご紹介します。
◯義母と義妹は生粋の女子校育ちでザ・お嬢様。一方で私は経済的な理由により、中高大と全て公立・国立に進学。そんな私に対して義母が放った言葉は「女子校育ちでない女性には品がない」。思っていても言う必要あるのか?もしくは遠回しに私を貶しているのか?と不快になった。
このように周囲にどのように思われるのかを考えず、自分の感情のままに動いてしまう義実家に対し、不快感を覚えるのは当然のこと。また、その人が一生懸命築いてきたキャリアを馬鹿にするような発言は言語道断、あり得ません。
義実家だからとかではなく、人として問題のある言動や行動をする義実家に対し、嫌悪感を抱いてしまう理由はなんだか納得できますよね。親しき仲にも礼儀ありだと思います。
②自分の価値観を押しつける(過干渉)
料理や家事、育児など、日常におけるさまざまなシーンにおいて、相談してもないのに義実家から一方的に自分たちの価値観を押しつけられたり、不必要なアドバイスをされることに不快感を覚える女性も少なくはありません。
一度や二度であれば助言程度に聞き流せるものの、顔を合わせるたびにこのようなことが続くと「もう会いたくない」と思われるのも当然です。息子夫婦と良好な関係を築こうと思うのであれば、女性側からアドバイスを求められるまでは、静かに見守ることも大切です。
③自分勝手
1番、2番と重複する部分もありますが、自分勝手がすぎる義実家も女性から嫌われる傾向があります。実際に筆者の周りで聞いたことがあるエピソードをご紹介します。
◯田舎に住む義実家は、結婚すれば「みんな家族」という感覚。核家族世帯で育った自分には理解できない。先日義実家と義兄夫婦と旅行に行くと、全家族で一部屋だった。旅行には着いて行くけど、せめて部屋は別だろ。旦那も言えよ。
このほかにも、義実家のアポ無し訪問を受けて参った。など、筆者の周りでも自分勝手な義実家に振り回され、迷惑を被ったという女性の声が後を絶ちません。
義実家に対し、嫁である女性が強く出れないことを良いことに自分勝手をしすぎてしまうと、最初は許してもらえても付き合いが長くなるに連れ、嫌われる原因にもなります。調子に乗りすぎは要注意です。
④子離れができていない
女性が義実家を嫌いになる理由のひとつに、ご両親が「子離れができていない」ということが挙げられます。息子である夫が心配なあまり、過度に連絡を取ろうとしたり、嫁である女性に対し息子の評価を聞くなどした結果、嫌われることもあります。
また子離れできていない両親は、息子のためを思うが故に、女性に対して厳しく当たってしまうことが多々あります。いくら愛する息子とは言えど、もう一人の大人です。いつまでも息子に依存した生活を送るのではなく、夫婦での楽しみを見いだすことも大切なのかもしれません。
⑤嫁いびり
当たり前ですが、嫁いびりをするような義実家は間違いなく嫌われます。と言いますか、嫌なことしておいて、それでも夫の親なんだから大切にしろ、尊重しろ、というのはあまりに自分勝手すぎる話しです。
実際に筆者の周りでも姑や義姉妹からのいびりが原因で離婚した方もおります。筆者から言えば、嫁いびりはある種のいじめと同様。然程変わりません。嫁いびりをする方は、最悪息子夫婦と会えなくなることも頭に入れておきましょう。
義実家と上手く付き合う方法