住吉神社の「節分祭(焼嗅がし神事)」
住吉神社は、“すみよしさん”の愛称で親しまれている神社です。航海安全や交通安全などのご利益があり、江戸時代には浅野藩の船の守護神として信仰されていました。
そんな住吉神社では、節分に奇祭とされる焼嗅がし神事が開催されます。焼嗅がし神事とは、イワシ1000匹分の頭を焼いて、巫女たちがその臭いを大うちわであおいで、厄払いをするというものです。すごくユニークで珍しい神事ですが、なんと平安時代に行われていた節分祭りなのだとか。
焼嗅がし神事には、赤鬼や疫病神、貧乏神、世間を騒がせた人などが登場します。お祭りが終わると、イワシの頭をヒイラギの枝に刺したものを持ち帰ることができます。
西國寺の「星供節分会」
尾道市にある西國寺は、729年に行基が尾道に立ち寄った際に見た夢でのお告げによって開山したと言われているお寺です。1066年に焼滅しましたが、1081年に白河天皇の勅命によって再建されたとのこと。
金堂で行われる「星供節分会」では、11時からのおつとめの後に、14組の福男・福女によって豆や餅と一緒に当たり券が入った袋がまかれます。当たり券は大福(5万円)と中福(5,000)、小福(1,000円)の3種類があり、福がいただけるチャンスを秘めています。
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