結婚式を挙げる時に忘れがちですが、
気にしなくてはならないこと、
それはその土地ならではの風習です。
「風習」と聞いても若い方にはあまり
ピンとこないかもしれませんが、
年配の方は昔からとても大切にしていることです。
もし相手の家族が風習を重んじていたら、
前もって知っとかなければ要らぬトラブルを
招いてしまう原因になりかねません。
福岡の地で結婚するなら、前もって
どのような風習があるのかを知っておくと安心ですね♪
というわけで、今回は福岡ならではの
大切な風習に関して詳しくお伝えします。
結納の風習
結納とは2人の婚約を正式に認めてもらう大切な式です。
地域によってさまざまな結納の風習があるので
必ず前もって彼に確認しておきましょう。
また、全てきっちり正式に行うのか、
レストランなどでやや簡易的に結納を行うのかも
両家のご両親にあらかじめ相談しておく
必要があります。
これから福岡県ならではの結納の風習についてご紹介します。
福岡県での結納の風習は
結納の風習は北部と南部で別れているんですよ♪
それでは詳しく説明していきます!
福岡県北部の風習
婚約が決まったら大安吉日に、
酒一升「寿美酒(すみざけ)」、鯛一匹を
仲人もしくは新郎側の親が、新婦側へ持参するのが
福岡県北部に伝わる風習です。
寿美酒は結納用として、さまざまなところで
売られているので迷ったときには結納用に
販売されているものをチョイスすれば
間違いありません♡
鯛は尾頭付きの、
まるごと一匹を選びましょう。
福岡県南部の風習
続いては福岡県南部に伝わる結納の風習です。
婚約が決まったら大安吉日に酒一升、鯛一匹、
ここまでは変わりませんが、これにプラスして
お茶「久喜茶(くきちゃ)」を仲人もしくは新郎側の親が
新婦側へ持参するのが南部に伝わる風習です。
この久喜茶には、
「また同じお茶を出さないように(同じ儀式をしないように)」
という意味が込められています。
久喜茶は結納用のものが販売されているので、
お茶屋さんで結納用の久喜茶を購入して準備しましょう。
「略式結納」について知りたい!