関東圏であるものの、どことなくユーモラスな雰囲気が抜けない“茨城県”。
某ご当地バラエティ番組や、魅力度ランキングなどでいじられているにも関わらず、茨城県民は「まあ、そういうもんだっぺ〜」と受け入れている人が多く(笑)、都会に近いながらもほのぼのとした空気感が魅力です。
今回はそんな茨城県の方言を掘り下げてみました♪
発音してみるとリズミカルで気持ち良く、なんとなく気分もポップに(⁈)なるはず!
今回の記事は読むだけでなく、実際に声に出しながらお楽しみください♡*
全国47都道府県を一気見!『方言 まとめ』
【知識編♡】茨城弁の特徴
どこの都道府県でもエリアによって方言や風習が異なるように、茨城県も県南と県北では雰囲気ががらりと変わります。
県南エリアではほとんど標準語を話す人が多く、他県から来ても「なにを話してるか分からない!」ということはないでしょう。とくに若年層で、生粋の茨城弁を話す人はあまり多くないイメージです。70代、80代の方はそれなりに茨城弁を話していると思います。
一方、県北の農村地域に住むご高齢の方々は流暢に茨城弁を操ります。慣れるまでは「なんて言ってる?」と聞き取れないこともあるでしょう。
茨城弁はちょっぴり怖くて、圧が強いように受け取られるアクセントですが、本人たちはそんなつもりはなくフレンドリーに楽しく会話しているだけだったりも…!「喧嘩してる?」と思われるくらいの勢いで話している人が多いのも、ひとつの特徴かもしれません。
茨城弁は東北弁と東京弁(江戸言葉)との共通点が多く、“東関東方言”に分類されているのだとか。
・か行た行が濁音になる
・イとエが逆転したりと、区別がない
・語尾の最後が上がり調
そのほかには、敬語の用法が少なく、第三者に対しても少しぶっきらぼうな命令形を取りやすいという特徴があります。
こうして書いてみても、やはり茨城弁はエネルギッシュで慣れるまでは多少こわいかもしれません…(笑)
他県から茨城に嫁いできたプレ花嫁さんや、彼のご実家が茨城で挨拶に行くシチュエーションで、おじいちゃまやおばあちゃまとお話しするときに圧倒されてしまうかもしれませんが、圧の強さは気にしすぎなくて大丈夫♪ 多少口調が荒くても、怒っていることは稀なので、「そういうものだ」と受け流していただければと思います。
それでは次のページから実際の用法と共に、茨城弁を学んでいきましょう!
実際の茨城弁を学んでみよう♡