【実践編♡】実際の例文と共に茨城弁講座
それではここからは実践編です♪
茨城県での代表的な方言をご紹介するので、ぜひ一度声に出してみてくださいね◎
てぇ、ぶっつけて青なじみになっちった
【意味】手、ぶつけて青あざになってしまいました
茨城では青あざのことを“青なじみ”と呼ぶんです!
そして、その色を“ぶんず色”と言います。他県の方からすると「ぶんず色の青なじみ」なんて言われても、なんのこと?と頭のなかにハテナマークが浮かびますよね。
そんないしけーの、かっぽちまえ
【意味】そんなボロボロなものは、捨ててしまいましょう
捨てることを“かっぽる”というのも、代表的な茨城弁です。
「放ってしまえ」というニュアンスが近いと思います。
“いしけぇ”とはぼろぼろなものや、良くないものに使う茨城ならではの表現です。
ちなみにダサいもののことを“もやい”と言い、雰囲気としては「ダサい(垢抜けない)+気持ち悪い」ということを表現したいときに使う言葉です。
このごじゃっぺが!!!(怒)
【意味】このろくでなしが!!!
“ごじゃっぺ”も茨城県を代表する方言といえるでしょう。
ごじゃっぺの意味は幅広く、「ばか・まぬけ・いい加減」のような意味を含んでいます。なににせよ、ポジティブな言葉では全くありません(笑)
お勉強ができる・できないの意味ではなく、「あの人が言ってることはごじゃっぺだ(あの人が言ってることはいい加減だからね〜)」のようにもっと考えが足りていない人、適当な人に使うことが多い表現です。
“ごじゃっぺ”に似たような言葉で“でれすけ”というものがあります。
これは雰囲気としては「まぬけ」の意味合いが強く、要領の悪い人に使ったりします。
しゃああんめ(しゃーんめ)
【意味】仕方ないよね
発音的には「しゃあ・あんめ」なのですが、実際の会話では「しゃーんめ」のように聞こえるこの言葉。
茨城県民らしいゆるっとした言葉です。
だいじけ?
【意味】大丈夫か?
茨城県民は「大丈夫」のことを「だいじ」と言います。
ふとしたときに「だいじ?」と聞かれて、「だいじ、だいじ(大丈夫、大丈夫)」と答えられたら、茨城弁上級者!
“大事”の意味ではないので、最初は戸惑うかもしれませんが、比較的取り入れやすい茨城弁ですよね♪
まだまだある、ユニークな茨城弁!