体外授精とは?
そもそも体外授精とは、採卵手術を行うことにより卵子を排卵する直前に体内から取り出し、体外で精子と受精させる治療のことを言います。正常に受精が起こり、順調に細胞分裂を繰り返して発育した良好胚を体内に移植することで妊娠率を高めます。そのため、一般的には2日~5日間ほど体外で培養した良好胚にランクを付け、ランクが高いものを膣から子宮内に胚移植します。
タイミング療法や人工授精と比べると受精する確率が上がる体外受精。一方で女性側の身体的な負担や精神的な負担は計り知れませんし、何より経済的な負担も大きくなります。また病院によっては体外受精を行う時間帯が決められている場合もあり、仕事と治療の両立に悩む方も多くいらっしゃいます。
体外受精を機に不妊治療を会社に話す方も!
体調不良や治療スケジュールにより突発的な休みが増えがちになる体外受精。筆者の周りでも、このタイミングで上司や同僚の理解と協力を得るという意味でも会社に不妊治療のことを打ち明ける方が多くなっています◎
デリケートな話題だけに、みなさま打ち明けるまではかなり迷われたようですが、結果、話したことにより通院に伴う有給の取得がしやすくなった!という声を多々耳にします。話す・話さないは本人次第にはなりますが、もし理解を得られそうであれば、話してしまった方が圧倒的に通院はしやすくなるかと思います。
体外受精の妊娠率とチャレンジ回数