【女性編】不妊症になりやすい人
続いて不妊症になりやすい女性の特徴をご紹介します。女性に関してもあくまで一例ですので、参考程度にお読みください◎
①月経異常
月経は女性の体調を見る上での大切なバロメーターのひとつ。「当たり前」のことのように思ってきた月経周期や月経量・期間、月経に伴う症状など、もしかすると不妊症の原因になっている可能性も考えられます。
●月経の間隔が24日未満(短い)
●月経の期間が8日以上
●月経時に強い腹痛を感じる
●月経時に下痢を起こす
●性交渉時に痛みを感じる
正常な生理周期は25日~38日だと言われています。この期間より長くても短くても「月経異常」となりますので、早めの受診をおすすめします。また月経量が極端に多い場合や期間が長い場合も、子宮内に何かしらのトラブルを抱えている可能性があります。
最後に月経時に強い腹痛を感じる、下痢が起こる、性交渉時に痛みを感じるなどの自覚症状がある場合、子宮内膜症が疑われます。子宮内膜症は決して妊娠できない病気ではありませんが、罹患していない人と比較すると一周あたりの妊娠率が低下すると言われています。不妊症のリスクが高まる病気のひとつなので、早めに病院の診察を受けるようにしましょう!
②性感染症・骨盤腹膜炎
以下、病歴をお持ちの方は、病歴がない方と比較して女性不妊のリスクが高まります。不妊治療を行う際は、必ず医師に病歴を伝えるようにしてください◎
●淋病
●骨盤腹膜炎
●腹膜炎
●腸閉塞
●子宮筋腫
●子宮内膜症
③女性の年齢
女性の妊娠率の減少は、30歳ごろから徐々に始まります。そして35歳を過ぎると急激に加速し、40歳を過ぎると自然妊娠率は5%未満にまで落ち込みます。
女性はどうしても35歳を過ぎると卵の質が大きく低下します。そのため、不妊症に繋がる特定の理由がなくても35歳を過ぎると自ずと妊娠しずらくなってしまいます。
不妊症かな?と思ったら病院へ!