【結婚式】招待状の返信のマナー
結婚式招待状の返信は、二重線を入れる作業があります。
相手の書いた文字に修正をいれる作業です。
会社で手紙や書類のやりとりを経験していないと
「二重線…?」「なんで訂正するの…?」と思いますよね。
ほんと、不思議な日本文化ですよね〜。
でも覚えていて損はないので、やってみてください!
簡単なので、すぐできますよ◎
結婚式の招待状はこんな感じ!
結婚式の招待状を見たことない人は想像もできないですよね。
色々なデザインがありますが
基本の形はこのようになっています。
結婚式の招待状は封筒
結婚式の招待状は封筒(手紙)で届くことが多いです。
その中に結婚式の詳細と一緒に
返信用のハガキが入っています。
基本は返信用ハガキに切手が貼られているので
参加・不参加と自分の名前・住所を書いて
ポストに入れるだけでOKです。
しかし、手作りの結婚式の招待状の場合は
切手を貼り忘れている花婿さん・花嫁さんもチラホラ…。
過信せずに、今一度、返信用ハガキをチェックしましょう。
もしも切手が貼られていなかったら…
こちらで切手を購入して貼ってあげてください(笑)
二重線の入れ方
その名の通り、線を2本引くだけの作業+。*
シールやイラストで、可愛く隠してもOK!
大事なのは、どこに二重線を入れるかということ。
詳しく見ていきましょう!
表面で二重線を入れる所
・結婚する人の住所
・結婚する人の名前 行
招待状の返信ハガキの表面は、このようになっています。
こちらの「行」の部分を消して「様」に変えましょう!
裏面に書かれていること
御出席
御欠席
御住所
御芳名(御名前)
裏面は自分の情報を書くところです。
こちらの「御」を全て消します+。*
「御」ではなく「ご」になっている場合もあり。
参加する場合は「御出席」の「御」を消して
「出席」に丸をして、「御欠席」を3文字まとめて消します。
参加しない場合は「御欠席」の「御」を消して
「欠席」に丸をして「御出席」を3文字まとめて消します。
この場合、一言あるとさらに丁寧です。
「慶んで(出席)させていただきます」
「残念ながら(欠席)させていただきます」
など。
表面よりも裏面の方が作業する場所が多いですね。
表面の「行」を「様」にして
裏面の「御」を消して自分の情報をかけば
返信用ハガキにする作業は終わりです!
最後にメッセージを添えましょう♡
しかし!このメッセージの書き方に
思わぬ落とし穴があります…!
招待状の返信に”句読点をつけない”
じつは結婚式の招待状には「、」「。」の
句読点がないんです…!
手作りの場合は句読点が、あるかもしれないですが
お店で作ってもらった結婚式招待状なら
まず句読点があることはないでしょう。
お祝い事に句読点は不必要!
意識して見ないと気づかないですよね。
これは、お祝い事である結婚式に
「、」「。」で終止符を打つのはよくない…
という意味のマナーです。
ん〜!奥ゆかしいですね〜!
なので、結婚式招待状の返信メッセージを書く時は
「、」「。」を使わないのがマナーと言われています。
修正ペンは使わないでね
もし書いてしまったら…修正ペンで消せばOK!
…ではないんです。
なんと修正ペンで消すのもマナー違反だとか…。
き、厳しいっ…!
公文書は修正ペンがNGなので
結婚式招待状の返信メッセージもNGとのこと。
句読点を書いた時の対処法
では「、」「。」を書いてしまったら
どうすればいいの?
「!」「♡」などを使うか
可愛いシールを貼ったりして
自然とごまかすのが良いそうです。
修正ペンを使うのはマナー違反だけど
デコレーションはマナー違反じゃない…!
不思議な文化ですよね+。*
もし、ごまかそうとするあまり
クッチャクチャになってしまいそうなら
句読点ありで出しても良いと思いますよ!
招待状返信の上級マナーをご紹介♡