みなさまこんにちは! 石川県ご当地ライターのHazukiです!
今回は石川県を舞台にしたアニメやドラマ、小説の聖地巡礼スポットを8つご紹介します。胸キュンなやりとりが話題になった「スキップとローファー」から、実在する旅館の女将たちも参加した映画「レディ加賀」まで、デートや観光にぴったりのスポットをご用意しました。
石川県での観光スポットを探している方、また、アニメやドラマの舞台を実際に訪れてみたい方、ぜひ参考にしてくださいね。それでは早速ご紹介いたします!
それでは早速ご紹介いたします!
スキップとローファー
「スキップとローファー」は、石川県珠洲市を舞台にした高校生たちの青春を描いたアニメ・漫画です。珠洲市は、自然豊かな風景と歴史的な街並みが魅力の場所です。主人公のみつみがが東京の高校に進学する前に過ごした「凧島町(いかじまちょう)」がモデルとなっており、市内の風景がアニメでも美しく描かれています。
珠洲市内には、ヒロインのみつみが見送られた駅のモデルとなった蛸島駅跡や、帰省時に降り立つのと里山空港、オープニングに描かれた寺家漁港付近の海岸などがあります。原作には登場していませんが、街の情報や特産物を扱う「道の駅 すずなり」が主導し、2023年に聖地巡りバスツアーが開かれました。
※2024年初めに発生した能登半島地震により、珠洲市は大きな被害を受けました。「スキップとローファー」の製作に携わった方々も支援を行い、震災後2日間にかけておこなったアニメの配信収益を全額石川県に寄付するなどの取り組みが進められています。
君は放課後インソムニア
「君は放課後インソムニア」は、不眠症に悩む高校生の心の交流を描いた作品で、舞台は石川県七尾市です。漫画、アニメに続き、2023年には同タイトルで映画化されました。作品の中で登場する「七つ橋」は、御祓川(みそぎがわ)に架かる個性的な橋で、川沿いを歩きながら七尾の風情を楽しめます。
作中に登場した、ふかふかのホットケーキとコーヒーが楽しめる、レトロな雰囲気の「中央茶廊」は、2024年初頭に起きた能登半島地震を受けて、現在休業されています(2024年7月31日時点)。再開のめどが立ち次第お知らせするとのことなので、公式HPをチェックしてみてくださいね。
さらに、劇中に登場する懐かしい雰囲気のゲームセンターBettyは、音ゲーの聖地として知られており、中に入ると看板猫が出迎えてくれます。こちらも、能登半島地震で被災されましたが、店内のゲーム機器はひとつひとつ修理されてきており、遊べる幅が広がっているとのこと。訪れた際はぜひのぞいてみてくださいね。
住所:石川県七尾市生駒町
≪中央茶廊≫
住所:石川県七尾市府中町12
電話:0767-53-0580
出典:中央茶廊公式サイト
≪ゲームセンターBetty≫
住所:石川県七尾市舟尾町ウ38
電話:0767-68-6211
出典:ゲームセンターBetty公式X
花咲くいろは
「花咲くいろは」は、温泉旅館を舞台にした青春ドラマで、舞台となった湯涌温泉は、実際に存在する温泉地で多くのファンが訪れています。沿線ののと鉄道では、ラッピング電車を走らせたことも。
湯涌温泉では、アニメのモデルとなった温泉旅館のほかにもさまざまな宿や足湯があります。カップルで温泉街を散策し、足湯でゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。湯涌温泉観光会館に隣接する「ゆわく温泉いろは館」では、アニメの資料展示がされており、温泉街を散歩しながらアニメの世界観を共有できます。
毎年開催される「湯涌ぼんぼり祭り」は、本作がきっかけとなって生まれた新しいお祭り。焼きサザエや地ビールはもちろん、北陸を中心としたアイドルグループのステージもあり、アニメの存在を感じながら楽しめるようになっていますよ。
石川県の名を日本中に知れ渡らせた異世界アニメの聖地も要チェック