毛越寺(平泉)
画像出典:PhotoAC 「毛越寺の本堂」作者:kazu_m49さん
平泉には、もう1つ有名なお寺が。国から特別史跡・特別名勝の二重指定を受けている「毛越寺」です。残念ながら平安時代当時の建物は焼失してしまったのですが、浄土の世界をイメージして作られた庭園は当時の遺構がほぼ完全な状態で保存されているのです!
現地を訪れると、まるで歴史のなかにタイムスリップしたみたいな不思議な気持ちに。初詣の時期には、冬らしい銀世界が見えますよ。他の季節にも美しい自然に彩られた風景が一面に広がりますので、1年を通して足を運びたいところです。
とても広い境内のなかには、お茶を飲める松風庵や松尾芭蕉の句碑、当時の歴史を学べる宝物館などもありますので、ぜひ散策してみてくださいね。
12月31日夕方から1月1日朝方にかけて、浄土庭園をライトアップするイベントも。初詣の際にはぜひチェックしてみてください☆+。
〒029-4102
岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
《番外編》初詣とお守りにまつわるプチ情報♡
一般的に、お守りは1年が使用の期限とされています。年始の初詣で購入したお守りは翌年には買い直すイメージですね。初詣シーズンに古いお守りや御札を納める特設のスペースを設けているところもありますので、そのタイミングで、神社に納めるのがスムーズです。
たとえば、年末の大掃除のタイミングで、家に貼ってある御札やポーチにつけたお守りなどを集めて袋に入れておいて、参拝の折に持参するのも良いかもしれません。
また、「どんと祭」といって、1月15日に正月飾り・古いお守り・御札・絵馬や破魔矢などをお焚き上げする神事を行っているところもありますので、そこに合わせて納めるのも良いでしょう。(画像は盛岡八幡宮のどんと祭です)
神社・お寺の参拝マナー
本記事では初詣スポットとして神社とお寺とどちらもご紹介しましたが、お参りのマナーが違うってご存知でしたか?
神社にお参りするときは、通常は「二礼二拍手一礼」が良いとされています。「柏手」といって、音がなるように手をぱんぱんと叩きます。一方、お寺のときには静かに手を合わせて「合掌」するのが一般的です。
まとめ
画像出典:PhotoAC 「中尊寺 不動堂」作者:cocomilさん
今回は、岩手県の初詣スポットをご紹介してきました。
パワースポットに注目が集まっている昨今、今まではあまり興味のなかった神社やお寺に興味を持っている若い世代の方も多いみたいです。良いご縁を結び幸せな家庭を築くことは、昔の人も令和を生きるわたしたちも、共通の願いなのかもしれませんね。
今回ご紹介した定番スポットのほかにも、岩手県にはさまざまな神社仏閣があります。初詣の際には、神様や仏様へ旧年の無事をご報告し、新年の新たな目標やお願いをお伝えしてみてはいかがでしょうか?
本記事を参考にしながら、初詣を楽しんでくださいね♩