冒険のはじまり〜プラコレ入社・研修で感じたコト〜 - DRESSY【公式】ウェディングドレス・ファッション・エンタメニュース

冒険のはじまり〜プラコレ入社・研修で感じたコト〜

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「人が好き。」

 

始めてアルバイトをした高校1年生も、真っ先に選んだのは接客業だ。

接客は自分の心がシンプルに相手に伝わると思っている。

例えばすごく有名な高級レストランのサービスも、

サービスマンが心から「この人の為に」という精神がなければ

どんなに素晴らしいサービスを受けたとしてもカスタマーは満足しない。

 

それは「誰と」という意識のあり方も同じだと思っていて

例えばテレビでも取り上げられる有名な三つ星レストランでフルコースを食べる。

その時に「誰と」食べるかによって幸せの満足度は異なるからだ。

 

居心地の良さだけでは、人は成長しない。

 

今まで私は冷たい環境で居心地の悪さを味わったり、

言葉での圧力や排除を過去に多く味わってきた。

だからこそ「誰とやるのか」はすごく重要だと思っている。

 

 

 

 

 

プラコレに入社して感じたこと①:”ここで成長したい”

 

たまたま目にした求人。これが全ての始まりになる。

最初に「ここで働いてみたいかも」と思ったのは、間違いなく

今までに見たことのないウエディングの会社だと感じたからだ。

なにより「世界に結婚式を増やして、世界平和にしたい」という想いに強く共感した。

 

「常識にとらわれず、新しい価値をつくる」と日本の常識をも変えようとしている

この会社であれば私もなにか変わるかもしれない。

正直にいうと直感でもあったのだけれど、入社して初日で私は確信を得る。

 

それは初日、会社理念からの話。

 

「不満を抱くというのは成長出来なくなる事。不満や愚痴を仲間に言わない。

 仲間に不満を吐いて共感されるというのは自分の成長が止まるという事。」

 

「仲間は不満に共感してくれるとか、優しく甘やかしてくれる人のことではなく

 本音で考えを伝えてくれて、成長するための助けをくれる人のことを本当の仲間とよぶ。」

 

「不満に支配されず、運命を受け入れることが大事。」

 

この言葉を聞いた段階でとても胸が熱くなった。素直にここで成長したいと思えたのだ。

私がそこまで感銘を受けたのには理由がある。

 

 

 

 

 

「自由」が欲しかった過去

 

ここで少し私の話をしようと思う。

私は19歳から会場所属のウエディングプランナーとして多くのお客様と関わってきた。

 

10代でプランナーとなった私は「見て覚える」というスタイルで結婚式を学んでいく。

もちろん特別優れた才能やスキルがあった訳でもない。

ただ地道にコツコツとそうするしかなかったのだ。

先輩の打ち合わせ中には真後ろの席に座り、ひたすら打ち合わせ内容や流れをメモ。

先輩のいない時間は打ち合わせ資料をこっそり借りて、ひたすらコピー。

当時の私はひとり、様々な感情の中で葛藤していた。

新入社員なりに嫌でも感じてしまっていたのだ。

先輩たちを見て、「時間も余裕もない」ことを。

 

そんな中、入社して3ヶ月でプランナーデビューを果たすのだけれど

「見て覚える」スタイルをとっていた私は

案の定、お客様からのクレームに悩まされることになる。

極めつけは同期、自分の上にいた先輩・上司の同時期での一斉退職だ。

上は私しかいなくなる訳だから、自動的に役職に就くことになる。

ここからが抜け出せない日々の始まりでもあった。

なにせ人がいない。新規接客や施行本番はもちろん、集客のための営業、媒体管理、

広告撮影、新人教育、新卒面接、企業説明、接待まで全てに関わった。

月の休みはどんどん消えていったし、

休日出勤は当たり前というか、しなければまわらなかった。

誰もが楽しいという20代前半も、周りの友人が遊んでいたときも、朝まで働いていた。

 

ウエディングプランナーは学生時代からの夢だった。

やりたいことを仕事にしていた私。

やりたいこともなく、夢がないという同世代も少なくなかった為

学生時代からプランナーになりたいと夢を持ち、

れを叶え仕事としていることに誇りを感じていた。

いや、今思い返せば必死に自分にそう言い聞かせていただけなのだ。

やりたいことを仕事にしている人は一握りだと。

 

勤務年数を重ねればかさねるほど

不満と「こうしたい」という想いが大きくなっていた。

毎日同じ時間に変わることのない会社に行く事。やってみたい事も出来ない環境。

評価だけされる毎日。どれだけ残業をしても上がることのない給料。

結婚式に立ち会う度にウエディングの魅力と無限の可能性を感じていたし

ウエディングそのものを好きだと思う気持ちは変わらなかった私だけれど

そんな私を苦しめていたのは圧倒的な「時間」である。

 

全ての業務に携わっていた私は

担当のお客様との打ち合わせの時間枠は延長できないことがほとんど。

遠方のお客様とのメールは1日に何度も返せない、

電話の折り返しもすぐにできない。「寄り添う」ことが出来なかった。

もう”組織”には入りたくない、ただ”自由”が欲しいと思うようになっていた。

お客様にもっと寄り添える時間も、結婚式はこういうものだ決めつけないあり方も。

お客様のやりたいことを、どうしたら叶えられるのか。

「そんなの出来ない」で終わるミーティングは何の意味があったんだろう。

出来ないなりに「これなら出来る」が欲しかったあの頃。

一緒に悩んでくれる仲間も欲しかった。

お客様からの「ありがとう」は自分だけではなく、

関わったスタッフ全員と分かち合いといつも思っていた。

 

 

 

 

 

 

プラコレに入社して感じたこと②:どこにいても「ありがとう」が行き交う空間

 

私が求人に応募したのは決して仲間が欲しいという理由ではなかった。

こういうときっと冷たく聞こえてしまうのだろうけど

働いていた環境や責任のある立場だったからこそ一人で抱えてばかりいたし

その方が楽だと感じ始めていた。人に任せることのほうが怖くなり始めていた。

でも「お客様の為に」と同じ価値観の人は多いのではないかと期待はあった。

 

プラコレに入社してビックリしたのは、

初日からどこにいても「ありがとう」が聞こえてくること。

対面でも、社内メールでも、ミーティングでも、どこでも。

スタッフ同士で「ありがとう」を伝えあう場があって、

お客様からの「ありがとう」もしっかり共有して。

喜ばしい出来事があれば一緒に喜んでいて、

乗り越えるべき出来事があれば一緒に悩んでいて。

前職を辞めてから、私はプライベートの時間が出来て、

穏やかな日常生活に幸せを感じて涙腺がすごく弱くなったのだけれど、

初日からそんな場面に立ち会って、目頭が何度も熱くなった。

 

以前の職場でお客様からのサンキューレターを各セクションに共有し

私自身もサンキューレターを書いてお客様のレターと共に添えていたのだけれど

そんなことをするなら売上報告をしてほしいと言われた

苦い経験がある為、尚さら感動してしまった。

「ありがとう」のシェアはしてよかったことだったんだと救われた瞬間でもあった。

 

 

 

 

 

 

プラコレに入社して感じたこと③:”チームで作っているということ”

 

入社2日目。プロフェッショナル研修ということで、各分野の方からお時間を頂き

普段の仕事内容を含めレクチャーしていただいた。

営業も媒体も管理の全ては外部にお願いをしていた為、

なんとなくこんな仕事なんだとイメージはあったものの

深く知ることもなければ、どこの会場も大体は外部にお願いしているのが

当たり前なんだろうとそんな風に思っていた。

だからこそ今回の研修は、とても多くの学びと刺激があったし、自分の考え方も大きく変わった。

 

そもそも私は誰かがついて教えてくれるという経験が少ない為、研修自体が本当に嬉しい。

教えてくれる皆さん、笑顔が眩しいし、

なにより楽しさや仕事が好きだという気持ちが伝わってくる。

 

今までの私は、やりがいのある仕事を選べば自分の自由は限られる。

自分の自由を選べばやりたい職種に就くことが難しい。

どちらかの選択肢しかできないと思っていたし、それが当たり前だと思っていた。

だけど選択肢を勝手に減らしていたのは自分だと気付く。

欲張って両方手にしてもいいんだ。自分のことをもっと大切にしていいんだ。

楽しんで仕事をする、仕事が好きと言える、そんな環境が実際に存在するんだと思った。

 

普段なかなか知ることのなかった各分野の仕事内容を伺い、

今まで接客したお客様が会場に来館されるまでこんな過程があったんだなと。

ひとりでやってる感覚に陥っていたけれど、沢山の人が関わっていたんだ。

分かっているフリ、知っているフリだけをして、勝手に当たり前にしてしまっていた。

チームで作るってこういうことなんだ。

普段当たり前にしているコト、もっと見直したいと素直に思えた瞬間。

少し目線を変えるだけでこんなにも感謝できる場があるのだから、

私の日常にはまだまだ感謝できるコトが隠れているはず。

 

 

 

 

 

私の冒険のはじまり「成長し続ける旅へ」

 

この2日間で純粋に感じたことがある。

思うに仕事をする上での幸せって、自分が次のステップへ成長できることなんじゃないか。

と考えたのも、毎朝の宝探しの共有。

毎日「目標」を考える。仕事が終われば日報で「目標の振り返り」をするのだ。

自分の掲げた目標を達成すれば、周りは当たり前に気付いてくれる。

一緒に喜んでくれたり、頑張ったねと嬉しい言葉をもらえる。

素直にまた頑張ろうと思えるし、自分のためだけでなく、

教えてくれる・見ててくれる人のためにももっと頑張りたいと思えるのだ。

この毎日の小さな目標・達成を「成長」と呼んでいいのなら

この成長こそ「幸せ」とイコールになる。

 

ここでなら夢を叶えられると思った。ここで成長したいと思った。

 

小さな幸せが毎日積み重なっていったら、1年後の自分はどうなっているのだろう。

不確かな未来さえもワクワクできるのだから、まさしく冒険だ。

目標がある。目標に向かう為の手段も手に入れた。あとは進むだけ、出発しよう!

 

 

 

 

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