玄関先に鰯の頭を飾る
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節分では、鰯(いわし)の頭を柊の枝に刺して、
玄関先に飾る慣習も有名です。
主に奈良県をメインとした西日本エリアと関東地方の一部、福島県です。
特に、奈良市内では柊鰯飾りをおこなう風習が色濃く残る傾向にあります。
きつい臭いは厄除けや魔除けの効果があるとされ、
「焼いて臭いが強くなった鰯を飾ることで、鬼が寄り付かない」
といった意味があります。
また、柊の尖った葉は鬼の目を刺すといわれており、
厄除けに良いとされています。
クリスマスリースなどにも使われる、トゲトゲの葉が特徴の柊の枝に
イワシの頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」は、
地域によっては節分の日だけでなく、小正月の翌日から節分当日まで
2週間近く飾ることもあるそうです。
子どものと一緒に節分を楽しむためには?
鬼のお面を一緒に作る
出典:photo AC
鬼のお面を一緒に作れば、節分の雰囲気を存分に楽しむことができますよ♪
鬼のお面は、紙皿や画用紙などで簡単に作ることが可能です◎
ハサミを使ったり、テープではったり…という作業は
0~1歳の赤ちゃんには難しいですが、
クレヨンなどで色塗りならできる!という子には、
小さめの紙皿にクレヨンでママが顔を書いて、
子どもが塗り絵をする、という方法で楽しめる
鬼のお面づくりがおすすめです。
幼児クラス向けでは、画用紙を四角や丸など好きな形に切ってお面を作り、
絵の具やクレヨンで色を塗って、
目や口をくり抜き、毛糸で髪の毛を付けて
本格的なお面が作れますよ。
鬼のお面とあわせて、金棒や衣装を作ることもおすすめです。
身の回りにある物を工夫しながら作ることで、
発想力や創造力が育まれますよ。
的当てゲーム
出典:photo AC
人が演じる鬼の代わりに、手作りの工作アイテムを標的にして、
それに豆を投げて当てたり倒したりするゲームです。
画用紙などの厚めの紙や段ボール、紙コップの他、
トイレットペーパーの芯や空になった牛乳パックなどを使って、
鬼の絵を書いた的を作ります。
あとはそれに豆を投げつけて倒す、
とってもシンプルかつ節分らしさのある遊びです。
鬼や自分の知っているアニメの悪役キャラクターなどを
お絵描きするのも、楽しいですよね!
豆つかみゲーム
出典:ぱくたそ
お椀とお箸を使って遊ぶ「豆つかみゲーム」です。
バットやお盆など、浅くて面積の広いものの上に豆を広げます。
それを割りばしを使って上手につかんで、
制限時間内に何個おわんに移し替えられるかを競い合うゲームです!
お箸を上手に使えるようになった小学生以上が適していますが、
まだお箸の使い方を練習中の幼児たちも、
箸使いを学ぶきっかけにもなるのでトライしてみるのも良いかもしれません。
このゲーム、地味な作業ではあるものの、
慌てて上手に取れなくなってしまったり、
逆にいっぺんに2粒3粒とって大逆転を狙ったりなど、
子供達それぞれの個性が発揮され
意外に盛り上がるシーンが満載ですよ。
豆を集めるゲーム