結婚がテーマの小説③『異類婚姻譚』本谷有希子
結婚4年目の専業主婦を主人公に、他人同士が1つの夫婦という形になる魔力と違和を描く『異類婚姻譚』。
『異類婚姻譚』は本谷有希子さんによる短編集で、表題作の他にも「藁の夫」など短編3篇を収録しています◎
あらすじ
主人公の専業主婦・私(サンちゃん)は、最近自分の顔と旦那の顔がそっくりになってきたような気がしています。
やがて旦那は会社を休むようになり家事をして、私は旦那がやっていたようにテレビを見たり酒を飲んだりして過ごすように…
久しぶりに見た旦那の顔は、旦那と私がちょうど半々になったような顔をしていたのです。
結婚がテーマの小説④『本日は、お日柄もよく』原田マハ
『本日は、お日柄もよく』は、言葉が持つ可能性を描いた、原田マハさんによるベストセラー作品。
結婚式のスピーチや政権演説、プレゼンテーションなどのスピーチを考えるスピーチライターを題材とした作品です!
WOWOW「連続ドラマW 土曜オリジナルドラマ」枠において、比嘉愛未さん主演でテレビドラマ化もされています◎
あらすじ
老舗製菓会社に勤める二ノ宮こと葉は、思いを寄せていた幼なじみ・今川厚志の結婚式に出席します。
心の傷が癒えぬまま厚志の結婚式に出席したこと葉は、その結婚式で劇場型のスタイルで語りかける衝撃的なスピーチに感動。
それは、伝説のスピーチライター・久遠久美による祝辞で、こと葉はすぐに弟子入りすることを決めるのです。
結婚がテーマの小説⑤