苦境に陥るブライダル業界
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
ブライダル業界も大きな打撃を受けました。
延期や中止となった結婚式は推計で数十万組に上り、
多くのブライダル企業の売上高は大幅に落ち込むなど、
業界全体の経済的な損失は6000億円ほどだと言われています。
(※2020年3月に実施された、日本ブライダル文化振興協会アンケート調査結果より)
「mooneyo」が運営するドレスショップも、
2月ごろから立て続けに延期やキャンセルの連絡が入り、
新規予約が全く入らない時期もありました。
当社でお取り扱いの多いスレンダータイプのドレスは、
海外挙式などをはじめとするリゾート婚を希望するお客様に好評いただいており、
レンタルくださっているお客様の4割ほどは海外利用でした。
また、2020年1月15日には
地元である大阪に新店舗をオープンさせたばかり。
その矢先に新型コロナウイルスの感染拡大で、
苦しい日々が続きました。
売り上げが大幅に減り、
立ち止まっているだけの状態に恐怖を感じたのが4月の緊急事態宣言の時期。
焦燥感に駆られていたその時ふと、
以前参加した結婚式で飾られていた綺麗な装花が、
式が終わった直後、綺麗な状態のままゴミ箱に捨てられていく様子を見て、
衝撃を受けたことを思い出しました。
「式のためだけに使われた綺麗な装花、
何か利用することはできないだろうか」そのように考えはじめ、
自宅のキッチンで、
購入した花を利用し草木染めを始めたのがこのプロジェクトの原点なんだそう
プロジェクト実施の背景
株式会社chicken&henは、
2018年 神宮前にあるマンションの小さな一室から、
ドレスレンタルショップをスタート。
代表のラッセルさんは、上智大学卒業後、
株式会社リクルートに新卒入社。
結婚を機にニューヨークに移住。
ニューヨークでバイヤーの仕事を始め、
世界中を飛び回るうちに海外のウェディングドレスの魅力に惹かれ、
同時に日本のドレス選びやブライダル業界の常識に疑問を感じはじめました。
「少しでもリーズナブルな価格で、
ひとりでも多くの花嫁様に素敵なウェディングドレスを届けたい」その思いから、
ウエディング事業を立ち上げ、2018年1月に創業しました。
現在まで、インポートドレスを取り扱
う隠れ家サロン「Beacon Dress」
エシカルブライズのための
ニューコンセプトショップ「Befits You」をオープンして、
東京・大阪で3店舗を運営。
そして2020年12月に、
廃棄される花を回収して草木染めによって蘇らせ、
花の新しい体験を提案する
ライフスタイルブランド「mooneyo」を開始されました。
・mooneyo ブランドサイト
https://mooneyo.com/
・mooneyo instagram
https://www.instagram.com/mooneyo_official/
・Beacon Dress
https://beacondress.com/
・Befits You
https://www.befitsyou.com/