長野 おみくじ⑦【長野市】戸隠神社
戸隠神社のおみくじは、祈祷御神籤というものです。ただ紙のおみくじを引くというわけではなく、神職に祝詞を唱え、祝詞の中で参拝者の年齢・性別を神様にお伝えしてから引くというものです。
この形のおみくじは東京・上野にある寛永寺を創始した天海僧正の夢の中に元三大師(平安時代に活躍した天台宗の僧侶)が現れ、「信州戸隠山にある観音籤で、信心して占えば人の願いに応じて吉凶、禍福を知らしめるであろう」とお告げがあり、その通りにすると将来のことが手に取るようにわかったという逸話があります。この形式のおみくじをしているのは、戸隠神社が唯一なんですよ。
初穂料は300円で、引ける場所は奥社・中社・宝光社の各授与所です。
長野 おみくじ⑧【軽井沢】熊野皇大神社
古事記や日本書紀、熊野皇大神社の由緒記によると日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が碓氷峠を登っていたら前が見えないほどの霧に覆われ、困っていたところを1羽の八咫烏に道案内をしてもらい、無事に登頂することができたそうです。それで熊野皇大神社では八咫烏を大切にしているのですね。
おみくじも、八咫烏を模したものが置いてあります。
今にも羽ばたきそうな八咫烏や、羽を閉まってリラックスしている状態の八咫烏など…いろんなおみくじがありますね。
熊野皇大神社では神様の力が強くなる日が定期的に訪れるので、そういった日限定で八咫烏のおみくじを金色に変えています。
おみくじすらも神々しく黄金に輝いて、これはかなり神様からの加護が強まるのではないでしょうか?
金色は金運がアップするとも言われていますし、持ち帰って大切に飾っておいてくださいね。
県鳥の
おみくじ