チュールの特徴

チュールは、非常に薄く柔らかい網目状の生地で、エアリーで軽やかな質感が特徴です。ふんわりとしたシルエットを作り出すのに最適で、ウェディングドレスのスカート部分やベールなど、ドレスを仕立てる際に広く使われています。特に繊細でフェミニンな印象を演出するのが得意な素材です。
またチュールは通気性が良く、長時間の着用でも快適に過ごせるというメリットもあります。柔軟性が高いため、ドレスのボリュームを出したり、ふんわりとした動きのあるデザインを表現するのに適しています。優雅さや軽やかさを求める場合には、チュール素材が特におすすめです◎
実はチュールにも種類があります♡
オーガンジーと同じように、チュールにも種類があり、ソフトチュールとハードチュールの2種類に分けられます。ソフトチュールはその名の通り、柔らかくてしなやかな質感が特徴で、ドレスやべールなどのエアリーな表現に向いています。ふわっと優雅なシルエットがたまりません♡
一方でハードチュールは、硬めでしっかりとした素材感が特徴です。型崩れしにくく、ボリュームを出したいドレスのパニエや装飾部分に使われることが多い素材です。チュールに関しては、同じドレスであっても「種類によって使われている部分が違う」とご認識いただくと分かりやすいかもしれませんね。
オーガンジーを使ったドレス