新大阪駅で買える駅弁③水了軒
水了軒は、大阪を拠点に明治時代から続く老舗の駅弁業者で、関西圏の鉄道利用者に長年親しまれてきた名店です。
代表的な【八角弁当】は、八角形の箱に旬の食材や伝統的なおかずを美しく詰め込んだ看板商品で、見た目の華やかさと味の上品さが特徴です。
和の趣を大切にした味付けと、素材の持ち味を活かした丁寧な調理で、年代問わず幅広い世代に支持されています。
新大阪駅や天王寺駅など主要駅で購入でき、大阪の味を楽しめる駅弁として観光客にも人気があります。
おすすめポイント
【八角弁当】は、その名の通り八角形の形状をした弁当箱で、数多く並ぶ駅弁の中でも、特に目を引きます。
個性的なパッケージもさることながら、ふたを開けると、色とりどりのおかずたちがぎっしり。
その上品な彩りにも心を掴まれる一品です。
駅弁には珍しく、おかずに揚げ物が入っていません。
鶏やなす、昆布、たけのこなどの煮物の種類が豊富です。
どれもよく煮込まれていて、口に入れた瞬間、ホロホロと崩れるほど柔らかさが特徴です。
関西風の出汁の風味がほのかに感じられて、薄口ながら、食材本来のうまみがよく引き出されています。
新大阪駅で買える駅弁④551蓬莱
出典:ODAN公式サイト
551蓬莱は、1945年に大阪・難波で創業された老舗中華の人気ブランドで、特に看板商品の豚まんは一日平均約17万個を売り上げる名物です。
焼売弁当などの中華系駅弁も新大阪など駅構内で販売されており、ボリューム満点の内容で、出来立ての熱々がお出かけのお供に最適です。
関西ローカルに徹底して店舗を展開し、素材の鮮度と実演販売を大切にする姿勢で、地元民から観光客まで幅広く支持されています。
おすすめポイント
豚まんと同じく人気なのが、新大阪駅構内「アルデ」で販売されている【551焼売弁当】です。
2種類の焼売と春巻き、甘酢団子、小エビの天ぷら、五目炒飯が入ったボリューム満点の中華弁当。
豚肉と玉ねぎだけのシンプルな焼売は、噛んだ瞬間に肉汁がジュワっとあふれるジューシーさが特徴です。
一方のエビ焼売は、エビの甘味が口いっぱいに広がり、プリプリっとした食感が小気味よく、噛むほどにうまみが広がります。
あまりのおいしさに笑みがこぼれてしまうかも♡
種類の異なる焼売の食べ比べを、ぜひ満喫してください。
新大阪駅で買える駅弁⑤鶏太郎
鶏太郎は、昭和21年創業の国産地鶏専門店で、鶏肉卸売の谷内商店がルーツです。
近畿の百貨店や駅ナカに店舗を展開し、新鮮な国産鶏(大和肉鶏・名古屋コーチンなど)を使った生肉・惣菜・焼き鳥・唐揚げが人気。
新大阪駅構内のエキマルシェ新大阪店では、出来たての鶏惣菜や温かい鶏弁当を販売しています。
新幹線の車内食としても重宝され、昼食やビールのお供にもぴったりと好評です。
おすすめポイント
鶏太郎では【とり屋さんの幕の内弁当】を販売しています。
絶品の鶏料理を楽しめると、関西地方で昔から人気の商品です。
メインのおかずは、唐揚げ、焼き鳥、鶏チャーシュー、照り焼き、鶏肉の煮物と、まさに鶏尽くし。
どれも、下味がしっかりとついていて、白米が一層おいしくなる味です。
注文を受けてから、ほかほかの白米をよそい、おかずも温めてくれるので、出来立てのような温かいお弁当が食べられる点も人気の秘訣です。
次は、京都の老舗ベーカリー!