プレ花嫁のみなさま、こんにちは!
神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡*
日本の秋の風物詩といえば、美しい満月を望む十五夜。
ススキを供えて月を眺めながら月見団子を食べる、
なんとも風流なイベントです☆
今回は、そんな十五夜にピッタリな神奈川スイーツの
ご紹介をしていきたいと思います◎
十五夜とは?
十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれ、
旧暦の8月15日に月を鑑賞しながら
その年の収穫などに感謝をする日本の伝統行事です。
8月は空が最も澄んで月が美しく見えることから
こう呼ばれるようになり、
十五夜にお月見をする風習が生まれました。
「十五夜」イコール満月だと多くの人は
思っておられるかもしれませんが、
実は必ずしも満月であるとは限りません。
それは、月が必ずしも15日かけて
新月から満月になるわけではないからです。
新月から満月になる日数は、
時期によって大幅に変わります。
新月から満月に移行する日数が、
正確には14.5日要するためです。
そのため、14日で満月になる月もあれば、
16日で満月になる月もあるのです。
十五夜は旧暦の8月15日ですが、
月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、
太陽の動きを基準にしている現在の新暦では、
1年の長さも異なります。
そのため、現在の十五夜の日にちは毎年異なり、
およそ「9月中旬〜10月上旬」とされています。
月の満ち欠け(新月から満月)の周期も
約15日と一定ではないため、
十五夜と満月の日も例年1〜2日程度ずれることがあります。
平安貴族が中国の風雅な観月を取り入れ、
のちに庶民に広がると、
秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となりました。
十五夜は芋類の収穫祝いを兼ねているので、
別名「芋名月」といい、里芋やさつま芋を供えます。
十五夜にどんなお供え物をするの?
1.お月見団子
お月見団子は、丸い団子を月に見立て、
収穫への感謝の気持ちを表すためにお供えします。
また、その団子を食べることにより幸せと健康が
得られるとの言い伝えもあるんですよ。
「十五夜」にちなんで、お月見団子15個を
下から9個、4個、2個と、ピラミッドのように
積んでお供えする習わしがあります*
1年の満月の数と同じ12個(うるう年には13個)、
15を簡略して5個をお供えする場合もあります。
また、昔は月見団子の大きさを「十五」にちなんで
直径一寸五分(約4.5センチ)にしていたそうです!
ピラミッドの一番上の団子は、
霊界との懸け橋になると
考えられているそうですよ。
2.ススキ
ススキは秋の七草の1つです。
このススキは、作物や子孫の繁栄を見守る
とされる月の神様の「依り代」と考えられています。
十五夜は豊作を祈る行事のため、
本来なら稲穂をお供えしたいところですが、
場所によっては穂が実る前、
あるいはすでに収穫が終わってしまう場合もあるため、
代わりに穂が実ったススキを使うようになったといわれています。
また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされているため、
お月見の後、飾った後のススキを
庭や水田に立てたり、軒先に吊ったりして、
災いから田や家を守る風習が今でも残っています。
農作物*