■婚活中の連絡
昨今、LINEなどのメッセージツールによる連絡は異性との関係を構築するにあたり非常に重要だと言われています。もらったらうれしいメール・LINEなどのテクニックが書かれた記事も増加し、情報はあふれています。既読スルーという言葉も生まれ、返信がないだけで不安になったりやきもきしたりという経験がある人も多いのではないでしょうか。しかし実際のところ婚活中の男女はどのように考えているのでしょうか。そこで当社ではパートナーエージェントでご活動中の会員様345人に対して「交際中の連絡」に関するアンケートを実施いたしました。
- 交際相手とのやり取り、20代の7割以上がLINEを使用
はじめに、連絡手段について聞いてみました。
6割以上の方がLINEを利用していると回答しました。
電話、ポケットベル、メールと、異性との連絡手段は時代とともに変化してきました。スマートフォンが主流である現代においては、LINEが関係構築にあたりもっともメジャーなツールであるようです。
年代別に表したのが以下のグラフです。
年齢があがるほどメールの利用者が増えていることが分かります。
20代においては、77.3%の方がLINEを利用しているようです。
- 婚活男女の半数以上、毎日連絡を取り合いたい
続いて、交際相手との理想的な連絡頻度について聞いてみました。半数以上の方が1日に1回以上の連絡を理想としていることが分かります。婚活中はお互いを理解し合うことが必要なため、多く連絡を取り合いたいという方が多いのかもしれません。
年代別と男女別にまとめたのが以下のグラフです。
30代は男女ともに理想頻度に大きな差はありませんが、20代と40代は男性の方が、50代は女性の方が理想的な連絡の頻度の回数が多い結果となりました。
連絡によって気持ちが良くも悪くも動いてしまうこともあるかもしれません。相手がどのような頻度を求めているのか知ることから始めるのも大切なのではないでしょうか。
- 20代男性の9割以上が、毎日連絡がくると「とてもうれしい」「うれしい」
次に、交際相手から毎日連絡がくることについてどう思うか聞いてみました。
年代別と男女別にまとめたのが以下のグラフです。こちらも30代では大きな差はありませんが、20代に関してはもっとも差が開きました。とてもうれしいと回答した男性は78.6%という結果になり、女性の3倍以上となりました。またどの年代も男性の方がうれしいと感じる人が多いようです。
理由として以下のようなコメントが集まりました。
【とてもうれしい・うれしい】
・関心があると感じられるから(男性・20代)
・向き合ってもらえている気がするので(男性・20代)
・好意を持っている相手から、毎日連絡がきたらとてもうれしいです(男性・20代)
・毎日の楽しみができる(男性・30代)
・気があると感じられますので、毎日1回くらい連絡があるとうれしいです(男性・30代)
・自分も相手も何かしら伝えたいことがあるということ、相手を思っていることが分かるので(男性・30代)
・自分のことを知りたいという気持ちや自分と話して楽しいと気持ちが伝わるため(男性・40代)
・毎日メールしてくれるくらい真剣に自分との交際を考えてくれていると感じるから(男性・40代)
・離れていても他愛のないことを共有していけるのと、生活の中でしっかりコミュニケーションを取れるのではないかと思えるから(男性・40代)
・コミュニケーションが取れている感じがして、相互理解が早くできる(男性・50代)
・これからを見据えて、コミュニケーションを取ることが必要だと考えるから(男性・50代)
・自分のために時間と労力を割いてくれたことがうれしいから(女性・20代)
・仕事など含め忙しい中でも連絡してくれるということは、自分に対して興味があると感じるから(女性・20代)
・結婚相談所は複数交際ができる中で、連絡の頻度=自分への関心度と認識しているから(女性・30代)
・きちんと繋がっているんだという感覚が得られる。お互いが生活の一部になっているようでうれしい(女性・30代)
・自分のことを気にかけてくれていることが感じられるから。挨拶だけ、一言だけなどの連絡はかえって不快な気持ちになります(女性・30代)
・前向きに考えてくださっていると感じるため(女性・40代)
・婚活は常に誰かと比べられているという不安がある。その中で連絡頻度が多いと優先順位が高い方なのかなと安心する(女性・40代)
・二人の関係を大切に考えてくれていると感じる(女性・50代)
- 20代男性の全員が「たくさん連絡を取り合う方が距離は縮まると思う」
続いて、たくさん連絡を取り合う方が距離は縮まると思うかどうか聞いてみました。こちらも年代別と男女別でまとめたところ、20代男性は「そう思う」「ややそう思う」と回答した人が全員という結果になり、女性の約2倍となりました。男性の方はどの年代においても、たくさん連絡を取り合う方が距離は縮まると考えているようです。
理由として以下のようなコメントが集まりました。
・相手の好みやコミュニケーションの傾向が分かるため(男性・20代)
・関係性を築くにはコミュニケーションが大事だと思うので(男性・20代)
・休日しか会う余裕がないので、たくさん連絡を取り合う方がお互いをよく知ることができて良いと思います(男性・20代)
・お互い短期間で親しくなろうとするので情報が重要であり、コンスタントなやり取りは有益に感じるため(男性・20代)
・以心伝心は婚活段階では存在しない(男性・30代)
・たくさん連絡をとることでお相手の思いや考えなどが分かり、自分への印象を知るヒントになりえる場合もあるから(男性・30代)
・会ってからの会話で縮めていくのも大事ではあるが、普段から連絡をしてお互いがどんな状態だとか気になることを聞いてもいいと思う(男性・30代)
・知ろうと思う気持ちがなければ連絡は取らず、知ろうと思うと連絡を取る頻度が増えると思うから(男性・30代)
・最初のうちは連絡回数が頻繁な方が、距離が縮まると思います。ある程度お互い会う回数が増えてくれば、回数が減っても気持ちの面で変わりはないと思います(男性・30代)
・たくさんのやり取りをしないと、お相手の人柄や価値観が分からないから(男性・40代)
・連絡の内容によるのですが、前向きな連絡なら、たくさんやりとりした方が距離は縮まると思います(男性・40代)
・婚活は対話を重ねていかないとすぐに距離感が薄れていくし、努めて自ら対話を重ねていくことは大事かなと思う(男性・40代)
・お互いを知る機会が増えるので、距離が縮まる可能性はあるかと思います。ただし、内容によっては逆効果のような気もします(男性・40代)
・連絡を頻繁にとることにより共有したいことや価値観などが見える。また新たな発見もあり、以前よりももっと好意を持てる場合があるから(男性・40代)
・連絡頻度が少なくなると、自然に気持ちも冷めてくると思う(男性・50代)
・相手のことを知ることができるし、連絡をくれることでその間自分のことを考えてくれていると思うと自分も相手のことを考えるようになるから(女性・20代)
・連絡だけが全てではないけれど、話すきっかけにはなるし、そこから電話したり会ったりすることでより関係が深まり距離も縮まると思うから(女性・20代)
・文面から性格や趣味嗜好、考え方などが分かるから。気にかけてくれていることが分かるから。自分も忙しくてもがんばって返そうという気持ちになります(女性・30代)
・連絡頻度は、相手への興味の深さだと思う。毎日連絡を取り合うことがうれしく思えて、ストレスにならないような人でないと、付き合えないと思う。気持ちがこもっていない連絡をしても、その気持ちが相手に伝わるので逆効果。毎日連絡を取り続けても、タイミングを逃すと異性ではなく、単なるメール友達になってしまうこともあると思う(女性・30代)
・メールの言葉使いや展開のしかたからも、その人となりが分かるので(女性・40代)
・何気ない会話も、真剣な会話と同じくらい、信頼関係を育むのに必要だと思うからです(女性・40代)
・約束のための業務連絡だけでは、何度お会いしてもずっと距離を保つことになると思うため(女性・40代)
・たまに会う程度では相手を良く知ることができない(女性・50代)
- 20代女性の3人に1人「たくさん連絡をくれることで相手への好意が高まったことはない」
最後に、たくさん連絡をくれることで、相手への好意が高まったことはあるかどうか聞いてみました。どの年代おいても男性の方が、好意が高まったことがあると回答しています。しかし女性においては男性ほど好意が高まることはないようです。良かれと思って送った内容が場合によっては逆効果になっている可能性があるかもしれません。
連絡頻度に関して普段感じていることがあれば自由に記述してもらったところ、以下のようなコメントが集まりました。
・連絡を催促する人、理由も言わずに連絡が遅れる人は苦手です(男性・20代)
・定期的に連絡を取り合うのが理想ですが、こちらからなにかを送らないと基本的に何も連絡をくれないので、だんだんやり取りがしんどくなります(男性・20代)
・レスポンスのいい方が好印象です(男性・30代)
・頻度=好感度とは相反するような気もしています(男性・30代)
・相手のペースに合わせるのが良いと思うが連絡はコミュニケーションとしても重要(男性・30代)
・最初はメール、慣れたらLINEに切り替えて距離を縮めていくのがよいでしょうか(男性・40代)
・相手がどの程度の頻度を望んでいるかわからないのであまりやりすぎると嫌われるのではと思い、実際はそんなにできていない(男性・40代)
・交互に送り合うのも会話のようで分かりやすいと思うものの、慣れてくると義務的な感じを受けることもあってバランスが難しく感じている(男性・40代)
・連絡頻度も相性の一要素になることがあると思います(男性・50代)
・連絡頻度が違う異性と上手く付き合うにはどう接するのが良いのかコツがあれば知りたい(女性・20代)
・連絡は必要なときだけでよいと思う。やりとりに疲れてしまっては、お互いに良い気持ちや良い関係にはならない(女性・20代)
・好きでも嫌いでもない人と連絡をしあうときはあまり頻繁にメールがくると逆に気持ちが冷めていきます(女性・20代)
・毎日連絡をもらうのはうれしいが、かなり真剣に考え答えないといけないような話題や長文が送られてくると、仕事で疲れている時はしんどく感じる。テンポ良い短めの文面でキャッチボールができる人は好感度が高い(女性・30代)
・レスポンスが速いのも頻度が高いのも、フィーリングが合う人だからうれしいのであって、「この人とのLINEのやりとりは面倒だな」と感じる人もいる。会って楽しく話せても、LINEだとフィーリングが合わないこともある(女性・30代)
・頻度も大事だが、返した時にはすぐに返してくれて、逆に私が返せなかった時や遅れた時に「大丈夫、気にしてないよ」と待っていてくれるぐらいの緩やかなやりとりができるのが理想的です(女性・20代)
・アプリや街コンで出会った人は最初のうちはとくに頻繁に連絡をくれる方が多いが、紹介や相談所の人は最初のうちに連絡が来なくなる、あるいはあまり連絡してくれない方が多い印象。たくさんすることが全てではないと思うが、連絡のない日々が続くとモチベーションも下がる。連絡してもしなくてもいい、会わなくてもいい、昔の同級生のようなただの知り合いみたいな存在になりやすいと感じる。内容云々はさておき、ある程度連絡を取り合う方が距離は詰められるなと感じる。返してくれない人に何度も送るのは気が重いし気を使うので、その辺りが難しいと感じる(女性・30代)
・お互いのテンポ・文章量・内容のバランスが合っているのが前提条件だと思う(女性・40代)
・本当に好きになった人だと、毎日メールしても面倒にならない。好きの度合いで、メールが来たときのうれしさが違う(女性・40代)
・コロナ禍でなかなか頻繁に出かけられない中では、日々のLINEやメールでの何気ないやりとりが人となりを知る大事なツールになると思いました(女性・40代)
・あまり連絡をくれない人は本気ではないのか、他にも候補がたくさんいるのではと感じてしまうので、精神安定的にも連絡をまめに入れてくださる方との交際は安心できる。また結婚後も会社帰りなどにまめに連絡を入れてくれるのだろうなと想像できる。協力しあって生活できるというイメージが湧く(女性・40代)
恋愛婚活コンサルタントで、パートナーエージェントにおいてセミナー講師も担当いただいている菊乃さんに今回の調査結果においてコメントをいただきました。
これまで男性から毎日LINEが来ることで、返信に疲れてしまいその男性のことが嫌になってしまうケースがあるなと感じておりました。
LINEの頻度の目安についてはあまり明確な調査結果もなく、いろんなノウハウがあり、婚活中の方は何が正解なのか戸惑うことも多いと思います。この調査は婚活中の方のみならず、婚活支援者も参考にして欲しい画期的な調査結果だと感じました。
調査結果も参考にしつつ、LINEを送って迷惑にならない時間帯やLINEの理想頻度はデートの会話の中で相手に確認してみてはいかがでしょうか。
相手と向き合いお互いの理解を深めるきっかけになればうれしいです。
※交際とは、お見合い後、双方が「再度会いたい」意思表示を行い、お知り合いになった状況を指します。そのため複数交際も可能となっています。交際期間は、もっとお互いを知るための時間となります。
調査方法:インターネット調査
調査対象:パートナーエージェントでご活動中の会員様345人
有効回答数(サンプル数) :345人
集計期間:2022年6月24日~7月3日
調査機関:自社調査
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー」
・婚活パーティー「OTOCON」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・少人数結婚式プロデュース「エモパ!」
・フォトウェディング「studio LUMINOUS」
・ウェディングドレス「LUMINOUS Dressing」
・ブライダルジュエリー「LUMINOUS Les Bijoux」
<テック領域>
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
・企業向け婚活支援システム
<ライフスタイル領域>
・保険代理店「パートナーエージェント×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
<法人領域>
・地方自治体向け婚活支援
・企業イベントプロデュース「イベモン」
・映像制作
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田
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