2022年7月19日(火)、総合プロデュース企業 八芳園と福島県鏡石町は、鏡石町の「田んぼアート」を背景としたウエディングフォト撮影を実施いたしました。
2021年3月、福島県鏡石町と八芳園は包括的連携協定を締結し、地域の魅力発信や持続可能な農業の維持・推進などにより、より一層の地域活性化を目指すことを目的として活動しています。
この度の取り組みは、町の夏の風物詩「田んぼアート」の利活用方法の模索とさらなるPRを目指す鏡石町と、地域資源を生かした新たなウエディングフォト事業を考える八芳園により実施いたしました。
- 今年で10年目を迎えた、鏡石町の「田んぼアート」
鏡石町の「田んぼアート」は、今年で10年目を迎えます。今ではこの時期の鏡石町の名所ともなっている「田んぼアート」は、東日本大震災の復興を目指して開始された取り組みです。鏡石町図書館4階にある展望室から眺めることが出来、毎年「窓から眺める絵本~もう一つの”図書館”~」をコンセプトに絵柄が選ばれます。今年は「田んぼアート」10年目と復興への感謝の想いを込めて、「鶴の恩返し」が描かれています。
この度の「田んぼアート」でのウエディングフォト撮影は、これからの「田んぼアート」をより一層盛り上げていく新たな取り組みのひとつとして、7月28日(木)に開催される「全国田んぼアートサミット in かがみいし」にて紹介される予定です。
- モデルとなったのは、「鏡石町地域おこし協力隊」を務めるご夫妻
今回、ウエディングフォト撮影のモデルとしてご協力くださったのは、今年1月より鏡石町にて「鏡石町地域おこし協力隊」を務める、同年1月に入籍された小柳 拓未様、比呂様ご夫妻。
この「田んぼアート」の田植えにも参加をしていたというおふたりは、「自分たちで植えた田んぼで撮影するのはとても貴重な体験です」「鏡石町で八芳園のウエディングが体験できるのはすごいと思いました」とコメント。
- 鏡石町のさらなる地域活性化を目指して
2020東京大会における「ホストタウンアピール実行委員会」の主幹企業を務める八芳園は、全国の自治体のホストタウン活動の支援に取り組む中で鏡石町と出会いました。
今後も、鏡石町の豊かな地域資源と魅力・八芳園が培ってきたプロデュース力など双方の強みや資源を活かし、高校生や生産者、地元企業が連動しながら、さらなる地域活性化・観光促進へと繋がるプロモーションやコンテンツ開発へと取り組んでまいります。
- 鏡石町∞八芳園 ― これまでの取り組みと実績
▼2019年11月
・福島県鏡石町にある岩瀬農業高等学校と産学連携協定を締結
・同校とともに、グローバルGAPの認知度向上による福島県産食品の安全性PRおよび人材育成を目的として様々な活動を開始
▼2020年7月
・グローバルGAP認証を取得した岩瀬農業高等学校生が手掛けたグローバルGAP米で作る、共同開発商品「福島県立岩瀬農業高等学校産米 無添加糀あまざけ」を開発
・福島県内の民間企業の連携による商品化・販売を開始
▼2020年10月
・「福島県立岩瀬農業高等学校産米 無添加糀あまざけ」を鏡石町のふるさと納税返礼品として登録
・八芳園が運営する「MuSuBu」にて、「福島県立岩瀬農業高等学校産米 無添加糀あまざけ」を中心としたポップアップイベント『AMAZAKE POPUP EVENT 福島県岩瀬農業高校生が教えてくれるサスティナブルアクション(2020年10月15日~18日)』を開催
▼2021年3月
・鏡石町∞八芳園 包括的連携協定を締結
・岩瀬農業高等学校と八芳園の取り組みが「令和2年度 未来につながる持続可能な農業推進コンクール」(農林水産省主催)のGAP部門にて「生産局長賞」を受賞
▼2021年5月
・「福島県立岩瀬農業高等学校産米 無添加糀あまざけ」がモンドセレクション2021にて「2021年優秀品質金賞」を受賞
▼2022年2月
・鏡石町∞学校法人郡山開成学園∞八芳園との産学官連携により、鏡石町のブランドいちご「鏡石いちご」をツールとしたリブランディング事業プロジェクトを始動
・フードロス削減へと貢献する未利用いちごを使用した共同開発商品「福島・鏡石いちごバター」「福島・鏡石いちごミルクのもと」を開発・販売を開始
・八芳園が運営する「MuSuBu」にて、「鏡石いちご」を中心としたポップアップイベント『鏡石いちごフェア(2022年2月23日~28日)』を開催し、6日間で累計約1500名が来場
▼2022年5月
・八芳園社員が岩瀬農業高等学校を訪問し、生徒とともに田植え体験を実施。
・田植え体験後、鏡石町の「田んぼアート」を見学
- 福島県鏡石町について
鏡石町は、福島県中通りの中央南部に位置し、日本の近代酪農発祥の地とされる「岩瀬牧場」をはじめ、自然環境を活用したスポーツ・レジャー施設等、さわやかな田園都市が広がっています。
平成23年3月に発生した東日本大震災により、田んぼや農業用施設に甚大な被害を受け、一年間ほぼすべての水田で米の作付ができない状況となりました。その経験から、“福幸”(復興)のシンボルとして「窓から眺める絵本~もう一つの図書館~」をコンセプトに、田んぼを一枚のキャンバスに見立てて、絵の具の代わりに色の異なる稲で田んぼに「ユメ」を描く「田んぼアート事業」を展開しています。
- 総合プロデュース企業 八芳園について
創業79年、東京・白金台にて、400年以上の歴史を重ねる広大な日本庭園を有する八芳園は、これまで歴史ある東京の結婚式場として広く知られてきました。しかし現在では、宴会・レストランの企画・運営、MICE事業の推進、社会貢献や地域活性化を目的とした協働・連携による商品企画やイベントプロデュースなどに取り組み、既存事業の枠組みにとらわれない「総合プロデュース企業」として展開しています。
「日本のお客様には、心のふるさとを。海外のお客様には、日本の文化を。」を企業理念に掲げ、日本の魅力を世界へと発信し続けてきた八芳園は、これまで培ってきたノウハウと八芳園が抱える経営資源(リソース)を活かし、歴史と伝統を守りながら次世代を見据えた新たな価値創造に取り組んでいます。
- [八芳園]https://www.happo-en.com/
- [八芳園のプレスリリース一覧]https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/19559