■調査概要
- 【調査機関】2022年7月14日～2022年7月21日
- 【調査対象】20～50代の女性2,405名
- 【調査エリア】全国
■調査結果の概要
- 夫婦で家事の役割分担をしているのは45.3％
- 洗濯担当は全て妻が42.3％に対し、全て夫が3.5％
- 夫婦で役割分担をしている家庭では、家事分担に不満を抱いているのは16.4％
- 夫婦で役割分担をしていない家庭では、家事分担に不満を抱いているのは54.5％
- 自分の担当を減らしたいと回答したのは40.7％
夫婦で家事の役割分担をしているのは半分以下
家事を夫婦で役割分担をしているかどうかの調査では、「分担している」と回答した人が45.3％、「分担していない」と回答した人が54.7％という結果になりました。
役割分担をしているかどうかは、ほぼ半々といえます。
洗濯担当が夫である夫婦は3.5％
洗濯の役割を誰が担当しているのか質問したところ、「全て夫が担当している」と回答した人は3.5％、「全て自分（妻）がやっている」と回答した人は42.3％という結果になりました。
「どちらがやるかは特に決めていない」と回答した人は34.3％、「洗い・たたむなど内容ごとに分担している」と回答した人は16.0％という結果でした。
役割分担は「自然と決まった」夫婦が最多
家事の役割分担をどうやって決めたかについても調査しました。
「自然と決まった」と回答した人は52.4％、「時間がある方が自主的にやっている」と回答した人は37.2％でした。
「話し合いで決めた」と回答した人は9.8％と、他と比べてやや少ない結果に。
話し合いよりも、生活していくうちに固まっていく夫婦が多いようです。
今の家事分担に満足していると回答した人は19.5％
家事分担の満足度についても調査しました。
今の家事分担の割合に「満足」と回答した人は19.5％、「まあ満足」と回答した人は43.2％と満足側が多い結果に。
一方「やや不満」と回答した人は22.0％、「不満」と回答した人は15.3％でした。
家事分担については、不満を抱いている方の割合が最も低いことがわかります。
満足している理由には、「自分で家事をやりたい」「分担ができている」「夫が協力的だから」という回答がありました。
一方不満である理由には、「夫が手伝ってくれない」「役割分担に納得できない」「しっかり家事をやってくれない」という回答がありました。
夫婦で役割分担をしているかどうかで満足度は変わる結果に
夫婦で家事の役割分担をしているかどうかで、満足度に違いがあるかを調査しました。
夫婦で役割分担をしている場合「家事分担に満足している」方が31.6％であるのに対して、役割分担していない場合は9.4％と大きく減少した結果に。
「まあ満足」と回答した方の割合も、51.9％から36.0％に下がっています。
一方「やや不満」「不満」と回答する方の割合も、夫婦で役割分担をしていない場合過半数を超える結果となりました。
家事分担は今後も現状維持を希望する人が53.9％
今後の家事分担をどうしたいかについても調査しました。
「現状のまま続けていきたい」と回答した人が53.9％、「自分の家事分担を減らしたい」と回答した人が40.7％という結果に。
中には「夫の家事分担を減らしたい」と回答した方も4.6％いました。
まとめ
20～50代の女性にアンケートを取った結果、役割分担をしている夫婦としていない夫婦の割合は拮抗する結果となりました。
また洗濯担当が夫である夫婦は3.5％と少ないことがわかりました。
家事担当の決め方については、話し合いではなく自然と決まる夫婦が多く、役割分担に満足している方が過半数を占める結果となりました。
一方で、役割分担をしていない場合、家事分担に不満を感じている人の方が多い結果も出ています。
満足・不満の理由については、下記の記事でも詳細に解説していますので、参考にしてみてください。
記事URL：https://wash-times.com/husband-and-wife-laundry/
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