■結婚相談所で婚活を始めたきっかけ
昨年当社では15周年を迎え、「15年間の結婚相談所の変化」について成婚コンシェルジュ100人へ調査を実施しました(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000532.000006313.html)。理想の結婚像として、男性「共働きを希望する人」女性「家事育児は分担したい」がトップとなり、男女ともに家事や就業に関する点が上位となりました。また先日発表になった第16回出生動向基本調査においても、男性は女性の経済力を、女性は男性の家事・育児の能力や姿勢を重視する割合が大きく上昇していることがわかりました。
2018年1月に刊行された広辞苑第7版には「婚活」が収録され、婚活はこの数年でメジャーなものとなりました。マッチングアプリの普及や大手企業の結婚相談所事業参画など、業界も大きく変化し、結婚相談所での婚活を選択される方も増えてきました。
そこでパートナーエージェントでは今回「結婚相談所で婚活を始めたきっかけ」について、5年前とどのような違いがあるのか実態を把握すべく、成婚コンシェルジュ105人に対してアンケート調査を実施しました。結婚相談所の入会理由で多い、婚活の6タイプから5年間の変化について聞きました。
<結婚相談所で多い、婚活の6タイプ>
- 人に知られず婚活を進めたい「コソ活タイプ」
- 婚活アプリで結果が出ない「アプリ先行タイプ」
- 異性との恋愛経験が少ない「恋愛少なめタイプ」
- 婚活するなら短期で結果を「短期決戦タイプ」
- 結婚で親御様を安心させたい「親孝行タイプ」
- 婚活先延ばしはいい加減ヤメ「そろそろ本気タイプ」
■マッチングアプリを経てのご入会。20代、30代の8割以上
どの年代においても、差が大きかった項目が二つありました。
一つ目は「アプリ先行タイプ」です。
20代、30代、40代においては3倍、50代においても約2倍の差が出ました。
マッチングアプリは若い世代を中心に利用されていましたが、40代も3人に1人はマッチングの利用を経て入会に至っており、幅広い年代において利用されていることがわかります。
いまやマッチングアプリは婚活の定番と言えるのではないでしょうか。しかし、婚活の手法が多様化することで、合う婚活・合わない婚活も出てきており、婚活疲れにつながる方も増えてきています。また、短期で結果を出したい方は全ての年代で増加しており(後述のグラフ参照)、長期化を避け、短期間での結果を求めるなら結婚相談所と考える方が増えているのかもしれません。
二つ目は「コソ活タイプ」です。
どの年代でも減少しています。かつて「婚活をしている」と発言するのは恥ずかしいと思われていましたが、今はSNSなどでも発信される方が増えており、芸能人の方も公言されています。どの年代でも6%以下となっていることから、「婚活をしていること」が恥ずかしくない時代になってきたのではないでしょうか。
とくに20代においては15倍以上、30代においても9倍以上の差がついています。
「婚活は隠れてこっそりするもの」から「婚活は公言し誰かに協力してもらうもの」へ変化したと考えられます。
以下は年代別のグラフになります。
<20代>
- こっそり活動している人はほぼいない(各年代で最少)
- 8割以上の方がマッチングアプリを経て結婚相談所へ入会している(各年代で最多)
- マッチングアプリで婚活を行ってからの入会であるため、3人に1人は短期で結果を出したいと考えている
<30代>
- 20代同様、こっそり活動している人はほぼいない
- 20代と変わらず、8割以上の方がマッチングアプリを経て結婚相談所へ入会している
- そろそろ本気タイプは減少。最後の砦として結婚相談所を頼っているのではなく、結婚相談所で結果を出したいと思い選択している
<40代>
- 3人に1人はマッチングアプリを経て結婚相談所へ入会している
- 半数以上の方が、短期間での結果を求めている(各年代で最多)
- 微減はしているものの約8割の方がそろそろ本気で婚活を行いたいと考え結婚相談所を選択(各年代で最多)
<50代以上>
- マッチングアプリを経てご入会されている方が増えてはいるものの、他の年代と比べると少ない
- 結婚のご経験がある方も一定いらっしゃることから、恋愛少なめタイプは減少(各年代で最少)
- ミドル・シニア層の婚活における価値観の変化に伴い、そろそろ本気タイプはやや増加(各年代で唯一増加)
■婚活は「やるかやらないか」ではなく「どこでやるか」
この5年において変化したと感じる点について、成婚コンシェルジュに自由に答えてもらいました。
【出会い方の変化】
・結婚相談所の併用や乗り換えも最近多いです
・マッチングアプリからの移行、並行の方が増えました
・今は結婚相談所も出会いのツールとして、昔よりは気軽に始められるようになってきたのではないかと感じます
・5年前は「本当に出会いに困った方」がお越しになっていましたが、最近は「よりたくさんの人から出会いたいという方」が増えたと思います
・最近入会される方は、どの年代でもほぼマッチングアプリの利用経験があります。「出会い」の選択肢は年々多様化していると感じています
【コロナによる変化】
・コロナによる出会いの環境の変化などから、安心安全な婚活を始める方が増えた印象です
・コロナの影響もあり、出会いがない、誰かとつながっていたい、何かあったときにつながりあえる人がほしいと、心と心のつながりを求めている方が多くなってきました
・コロナ禍で、最初は婚活すら難しいと思われていたものの、依然コロナの状況に変化がなく、外出機会が激減したまま、誰とも会わないまま時間だけが過ぎていくことに焦りを感じ、婚活をしようと思われた方も多くなってきました
・コロナ禍で人とのコミュニケーションの機会が激減するなか、「やっぱり独りは不安」「誰かと生活していきたいと思うようになった」というお声がたびたび聞かれるようになりました。出会いたいけど出会う機会がないという背景は5年前もありましたが、ここ最近はその理由が顕著であるように感じます
【価値観の変化】
・交際するなら結婚前提を希望している20代の方が増えてきています
・5年前は、「結婚したい」だけでしたが、「一人は寂しいと思うし、結婚したい」に変化していると思います
・マッチングアプリや結婚相談所での活動への抵抗感が低くなり、結婚相談所の活動が効率的であると認識が増していると感じます
・「周りの友人に婚活している人がいるので入会した」との声もあり、婚活が認知され、活動に一歩踏み出しやすくなったように思います
・以前と比べると、結婚相談所へのハードルが下がり、恋愛経験のあり・なしに関わらず、結婚相談所が「婚活」の選択肢の一つに入っている印象です
・若い方(20代)は特に「出会いがない→結婚相談所が一番結婚できそう。以上」と、非常に合理的で簡潔な理由で相談に来られる方が多いように感じます。そういう意味で、現実的な方が多い印象です
■婚活予想図Ⅲ
結婚相談所への不安や迷いを少しでもなくしていただきたい。そこでパートナーエージェントは活動をリアルにご想像いただけるよう2019年「婚活予想図Ⅲ」をリリースしました。
4つの簡単な質問にご回答いただけますと、2万人を超える成婚会員様のデータ分析からあなたの出会いのプランをご案内いたします。
婚活予想図を試してみる
https://www.p-a.jp/introduce/
調査方法:インターネット調査
調査対象:パートナーエージェントの成婚コンシェルジュ105人
有効回答数(サンプル数) :105人
集計期間:2022年8月29日~9月5日
調査機関:自社調査
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・少人数結婚式プロデュース「エモパ!」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
・ウェディングドレス「LUMINOUS Dressing」
・ブライダルジュエリー「LUMINOUS Les Bijoux」
<テック領域>
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
・企業向け婚活支援システム
<ライフスタイル領域>
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
<法人・自治体向け領域>
・地方自治体向け婚活支援
・企業イベントプロデュース「イベモン」
・映像制作
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田
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