「BOOB Tシャツ」は、なめらかに織り上げたオーガニックコットンに、アフリカンファブリックをあわせた5分袖Tシャツ。売上1着につきスポーツブラジャー2着が、アフリカの女の子に贈られます。
胸元のアフリカンファブリックが、あなたの心とアフリカの女の子とをつなぎます。
- 企画の背景
10月11日は「国際ガールズ・デー」です。毎年、国際ガールズ・デーには世界各地で女の子自らが声をあげ、彼女たちを応援するイベントやアクションが行われています。
私たち「SHIFT 80」は、困難な状況にある女の子たちに寄り添うべく、繰り返しインタビューを行ってきました。そのなかで彼女たちが教えてくれたことのひとつ。それは「私たちが自分のからだを性暴力から守るためには、スポーツブラジャーが必要」ということです。
教えてくれたのは、ケニアの巨大スラム街キベラで暮らし、学ぶ女の子たち。生き抜くために日々忙しく働く保護者は家を不在にしがちです。留守番をせざるを得ないとき、彼女たちは近隣の男性から狙われ性加害を受けてしまうことがあります。そんなときにスポーツブラジャーをしていれば、胸を守ることができる。時間を稼ぐことができる。私が私を守ることができる。まだ幼い女の子たちは、私たちにそう教えてくれました。
この問題を解決するには、多くの困難があり、たくさんの時間が必要です。スポーツブラジャーだけあれば解決するわけではありません。しかし、いまを生きる彼女たちが少しでも自分を守れる衣類を手に入れられたら。手を差し伸べてくれる人々がいることを知ることができたら。それはきっと力に変わるはずです。
私たちはこれからも厳しい立場におかれている女の子たちが直面するさまざまな問題に取り組んでまいります。世界の女の子たちが置かれている状況と、その解決に必要なアクションについて、ともに考えていきませんか?
1着につきスポーツブラジャー2着が贈られる「BOOB Tシャツ」は、10月11日より「SHIFT 80」オンラインストアにて販売開始です。
https://shift80.jp/
- 「SHIFT 80」について
「SHIFT 80」は、すべてのアイテムがアフリカの貧困児童の教育機会創出や生活支援、困難な状況にある女性へのサポートにつながるエシカルファッションのアパレルブランドです。
ブランド名は”利益(分配可能額)の80%を必要とする人々とシェアして、世界をよりよくシフトさせていくこと”に由来します。エシカル(=倫理的、道徳的)なビジネスを展開し、品質とデザインへのこだわりはもちろんのこと、人と社会、自然環境にも配慮したものづくりを実践しています。
ケニアのナイロビにある巨大スラム街キベラ出身のファッションデザイナー、リリアン・ワガラ氏と協働でアイテム開発を行なっているほか、ウガンダやタンザニアといったアフリカ産のオーガニックコットンを使用しています。アイテムの一部は、キベラスラムの工房で生産しており、現地の職業訓練・雇用創出に役立てています。
ケニア現地での撮影では、モデルにキベラスラム出身・在住の若者を起用し、ロールモデルの育成を行なっています。
https://shift80.jp/
- 「SHIFT 80」代表プロフィール
坂田ミギー(Miggy Sayaka)
広告制作会社、博報堂ケトルを経て、株式会社こたつを設立。旅の途上で出会ったアフリカの孤児・貧困児童と女性へのサポートを目的とした、分配可能な利益の80%以上をシェアするエシカルアパレル「SHIFT 80」代表。
旅やキャリアに関するエッセイ執筆、講演、カフェ運営、キャンピングカーをモバイルオフィス&家として、日本各地を旅しながら働くスタイルを実践するなど、複数の仕事や活動を同時並行で行なっている。
著書:「旅の良書2020」に選出された世界一周旅行記『旅がなければ死んでいた』(KKベストセラーズ)、『かわいい我には旅をさせよ ソロ旅のすすめ』(産業編集センター)など。
受賞歴:Cannes Lions(フランス)、New York Festivals International Advertising Awards(アメリカ)、Spikes Asia(シンガポール)、Ad Fest(タイ)、モバイル広告大賞、広告電通賞など。ACC2022審査員。