- 新しい形の時代に合った青果店
総合的なスーパーが増え続け、野菜や果物のみ売る青果店は減少し続けている中、ベンチャー型八百屋の登場が注目されており、野菜や果実の新たな価値を生み出している。
農業も若者離れが加速しており、地元京都や周辺地域の農家を盛り上げたいという気持ちから、京都の農家中心の野菜を取り揃えており、地元農家から直接仕入れをする「Farm to Table (農家から食卓へ)」を伸ばしていき、京都の農業を盛り上げていきたいと考えている。
(写真) 京都府亀岡市の農家
そこで、今注目されているSDGsやサステナビリティ、更にフードロス削減の観点から、農家さんが扱いに困っている廃棄品やB,C級品の野菜や果物も買い取り、お客様へ安価で販売している。
多少形が悪くとも、味や品質に問題がなく、料理や加工に問題なく使っていただけるので、ルートツー青果店としてのブランド認知や信頼があれば、このような野菜や果物にも価値が生まれると信じている。
(写真) B級品の野菜や果物
- 新しい世代のための青果店
現代の若者が青果店に行く機会もない現状で、アパレルショップのようなディスプレイや、海外のマルシェ風の雰囲気にすることにより、若者に興味の持ってもらえるような”店作り”に力を注いだ。
(写真) 店内写真
更に、売り方は「バラ売り」に拘っており、袋売りやパック売りというのを極限まで減らし、大学生の一人暮らしも多い地域柄、少しの量でも気軽に購入可能。
PR面では、積極的にInstagramやTiktok等のSNSを駆使し、当店の情報を若者に向けて発信。実際に青果店に興味を持ってもらえなくても、レストランに興味を持っていただければ、レストラン利用される際に青果店にも触れ合っていただけるのではないかという思いがある。
(写真) got veggies? (野菜摂ってる?)の大きな看板
- 青果店ならではのレストラン
レストランではランチとカフェ、ディナーの3つの時間帯で料理が楽しめる。
フィットネスやボディーメイクの需要の伸びと共に、ヘルシーで健康志向の高い方々が増えており、健康志向の高い方に向けた料理はもちろん、ベジタリアンやビーガンのお客様にも対応した料理をご用意している。
(写真) 人気のランチメニュー「ランチプレート」
(写真) カフェタイムの定番スムージーメニュー
(写真) カフェ&ディナーで楽しめる本格デザートピザ
(写真) 豊富なディナーの一品料理
- 若者の興味を惹くメニューづくり
栄養不足な若者でも美味しく飲める野菜のスムージーから、フルーツを使った写真映えするようなスイーツやディナーフード、ドリンクも沢山揃っている。
(写真) 手軽に野菜を摂れるスムージー
(写真) フルーツピザやヘルシーディナーフード
(写真) 青果店の野菜がその場で食せる炭火焼き野菜
(写真) 丸ごとレモンのサワー
(写真) 野菜たっぷりの写真映えするカクテル
更に、株式会社ROOT2の他店舗(ROOT2 LABO/ROOT2 PLUS)でも展開していて、ヘルシー志向の若者に人気が高い、NY発祥の『チョップドサラダ』も若者の野菜不足を解消させるメニューとなっている。
ヘルシー志向の人が集うニューヨークで愛されるチョップドサラダは、初めから小さくカットされているため、食べやすく、たくさんの量を食べられるのが魅力。苦手な野菜もチョップされることで食べやすくなる。
全ての野菜をチョップすることで一口にいろいろな食材の味が混ざり合い、「ただ野菜を食べる」のではなく、「一つの料理」として楽しむことができるのです。
(写真)チョップドサラダの定番メニュー
(写真) 自分好みのカスタムができるチョップドサラダメニュー
(写真) オールタイムでテイクアウトやUbereatsも可能
- 『健康的でオシャレなライフスタイルブランド』へ
単なる「ヘルシーなレストラン/青果店」ではなく、環境に配慮し、地元のコミュニティを大切にし、『健康的でオシャレなライフスタイルブランド』として受け入れられることを、目標に掲げている。
意識的にオーガニック野菜を購入したり、環境にやさしい最先端の車に乗っていることがカッコイイという、ニューヨーカーのようなの考え方を通し、「ルートツーでサラダを食べていることがカッコイイ」という認識を持ってもらえるブランディングを目指している。
【店舗情報】
店舗名: ルートツー青果店
住所:604-8426 京都府京都市中京区西ノ京船塚町17
電話:075-406-0066 (店舗代表)
営業時間
[青果店]:11:00 – 20:30
[ランチ]:11:30 – 14:00
[カフェ]:14:00 – 17:00
[ディナー]:17:00 – 21:30 (20:30)
【株式会社ROOT2について】
株式会社ROOT2(以後√2)は自社所有の『THE ROOT2 HOTEL』や複数のゲストハウスなど、京都で宿泊業を中心に運営をスタート。
2020年末からはカフェやレストランを皮切りに、約二年間で6店舗の飲食店をオープン。更に2021年末からはアパレル事業にも参入。
√2独自の世界観から生み出される、「衣食住」を主軸とした今までにないライフスタイル事業を確立させている。