飯能市立博物館で、令和4年10月16日(日)から12月11日(日)まで埼玉県名勝指定100周年記念 特別展「天覧山」を開催します。
かつて愛宕山、さらには羅漢山などと呼ばれた現在の天覧山は、明治16年に明治天皇が登られたことを記念してその名が付けられ、大正11年(1922年)には埼玉県初の名勝に指定されました。
埼玉県名勝指定100周年記念 特別展「天覧山」https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/6278
天覧山は、標高は低いながらも眼下には飯能市街が見渡せ、春は桜・ツツジ、初夏には新緑の緑が、そして秋には紅葉が鮮やかに色づき、多くの人々を魅了しています。
特別展「天覧山」では、飯能市立博物館の5人の学芸職員がそれぞれの視点・切り口から天覧山について新たな魅力を紹介します。さらに、三島由紀夫の「『美しい星』創作ノート」(山中湖文学の森・三島由紀夫文学館蔵)、戦前に作成された「ハンノウツツジ」の標本(東京大学大学院理学系研究科附属植物園蔵)など、飯能では初公開となる貴重な資料も展示します。また、アニメ「ヤマノススメ Next Summit」に関する展示もあります。
埼玉県名勝指定100周年記念 特別展「天覧山」概要
- 期間 令和4年10月16日(日)~12月11日(日)※毎週月曜日、11月4日(金)、24日(木)休館※入館無料
- 開館時間 9:00~17:00
展示内容
- 第1章 天覧山の自然とその成り立ち
- 第2章 愛宕山から羅漢山そして天覧山へ
- 第3章 本多静六の描いた夢 ~「飯能遊覧地」と天覧山~
- 第4章 記憶と記録で振り合える東雲亭と覧山荘
- 第5章 「舞台」としての天覧山
特別展チラシイメージ