今後も神座は、貧困、虐待、障がい、いじめなど、困難な状況にあるこども及びその世帯の貧困の連鎖を断ち切ることを目指します。
- 日本の飢餓問題解決に寄与するために
食が豊かなイメージのある日本ですが飢餓問題は年々深刻になってきており、厚生労働省の人口動態調査によると2019年の栄養失調による餓死者は1934人、食糧不足による餓死者が23人にも及んでいます。特に給食のない夏休みは食糧不足が深刻になる家庭が多く、こども達が満足に食事ができなくなるリスクが増える期間です。
そこで、夏休みに貧困家庭に向けて食糧提供をしている認定NPO法人キッズドアに協賛をし、こども達に家族と一緒に外食を楽しむ機会を持ってもらうべく、どうとんぼり神座のラーメンを無料で食べられる「SDGsラーメンチケット」の配布を行いました。チケット配布は今回が初となりますが、多くの方からのお喜びの声を受け、食糧支援の重要性を改めて認識いたしました。神座は今後も日本の貧困・飢餓問題に寄与してまいります。
- 「SDGsラーメンチケット」詳細
【配布先】
認定NPO法人キッズドアの会員で、居住都道府県にどうとんぼり神座の店舗がある、1425世帯に配布を行いました。認定NPO法人キッズドアから、会員の世帯に配送される夏休み向けの緊急食料支給に同梱し配布いたしました。
【SDGsラーメンチケットの内容】
チケットは1世帯に1枚の配布です。チケットの有効期限の2022年10月末までの間、家族が同じくサービスを受けられます。
【支給対象】
アルコールやテイクアウト商品以外、ソフトドリンクを含むすべてのメニューが対象です。
- SDGsラーメンチケット利用者様からの声
SDGsラーメンチケットをご利用いただいた方から、うれしいお声をいただいております。保護者の方やお子様からの感想の一部をご紹介いたします。
・「子どもが、『やった!外食ができる!』と喜んでいました。」
・「今まであまり外でラーメンを食べたことがなくて…すごく嬉しかったです!」・「行きたくても行けなかった神座に行けたことが、子どもにとってうれしい夏休みになりました。」
- 認定NPO法人キッズドアとは
日本国内のこどもの貧困支援に特化し活動をしているNPO法人。「すべての子どもが夢と希望のもてる社会」の実現を目指す。活動内容は主に、子どもの貧困・教育格差の問題解決のカギとなる「無料の学習支援事業」。
- どうとんぼり神座(かむくら)とは
神座は、創業者 布施正人が1986年に創業しました。
創業当時から看板メニューの「おいしいラーメン」は、フレンチレストランのオーナーシェフをつとめていた創業者が、1年半の歳月をかけて生み出した秘伝のスープに、たっぷりの白菜と豚バラ肉を加えてあみ出した、伝説のラーメンです。神座のスープは、限られたスープソムリエ資格を持つスタッフが、徹底的に味を管理しています。この「おいしいラーメン」の人気により、大阪・道頓堀に4坪9席からスタートした店は、1日500杯以上を売り上げる人気店になりました。
現在は、東京・関西を中心に70店舗を展開しており、女性が一人で入っても、安心して食事ができるような明るく清潔な店内になっています。