導入時の背景やオンラインイベントの効果について、YG健康保険組合の常務理事である來田様、保健師の前田様にお話を伺いました。
■働く人のコンディションを最高にすることが最高のパフォーマンスを生み出す
ーーー初めに、YG健康保険組合様のミッションを教えてください。
母体企業の健康経営方針として「働く人の心身のコンディションを最高にすることでパフォーマンスを最大化させ、より良いサービスの提供と業績向上を実現する。」ということを掲げており、それを実現するための支援を行うことが当組合のミッションとなっています。現在、19の大小様々な事業所が所属していますが、規模が小さい組織では自社の予算で健康増進施策を推進するのが難しい場合もあるため、健保がツールや環境をプラットフォームとして提供し、各事業所に活用してもらうという立ち位置で活動を行なっています。
■BeatFit導入の背景/導入理由について
ーーー4年連続健康経営銘柄、6年連続で健康経営優良法人に認定されている事業所もあり、健保・事業所間で様々な施策の比較・検討・実行をされてきたと思いますが、どのような背景でBeatfitを導入いただいたのでしょうか?
リモートワークを推進していく中で、環境の変化により「体重増加、メタボ悪化」「肩こりや腰痛」そして「メンタルヘルス不調」という健康課題が大きな問題となり、各社の健康経営担当者とこの問題への対策議論している時にBeatfitと出会いました。
ーーーBeatfitの導入の決め手はなんだったのでしょうか?
Beatfitは、抱えていた全ての問題を1つのサービスでカバーできるというのが大きかったです。運動やストレッチだけでなく、睡眠やマインドフルネスといったメンタルケアもカバーできるので、「セルフケアをトータルで支援することができる」と考えました。
運営側の視点では、独自のカスタマイズイベントが行えること、利用状況がリアルタイムで可視化される管理画面も決め手となりました。ウォーキングイベント単体のサービスでは、季節や地域(雪が多いなど)を考慮する必要があるのですが、Beatfitは屋内で実施できるクラスも豊富にあるので「季節や地域を気にせずイベント実施ができる」のもポイントでした。
加入事業所にはインターネットサービスやアプリの開発・運営を行なっている会社が多いため、健保でサービスを導入すると「UI/UX(使い勝手や体験)」について、利用者から厳しい意見が出ることが多く、健保としてもそれを重視してサービスを選定しています。実際に自分達で使ってみて、Beatfitは「コンテンツが分かりやすく、UIが親しみやすく使いやすい」と感じ、利用者に満足してもらえると実感しました。
導入前に事業所の産業医から「是非導入してほしい」という声があがるなど、事業所側でのポジティブな評価も後押しになりました。
■オンラインイベントについて
ーーー実施されたオンラインイベントについて教えてください。
「夏の健康スイカ割りチャレンジ」という、個人でもチームでも参加できるイベントを実施しました。実施状況に連動して、クマがスイカを割っていき、割ったスイカの数に応じて、健保内で運用しているポイントが付与されるというものです。
ーーー実施されたオンラインイベントの企画や仕組みの設計などは大変でしたか?
Beatfitでの初めてのオンラインイベントだったのですが、スピード感を持って企画から運用/分析まできめ細やかにサポートしてもらえたので、とても安心感がありました。
内容だけでなく、イベントページの見た目も社風にあった雰囲気で、楽しく参加してもらえる素敵なイメージに仕上げていただきました。
告知の面では、ITリテラシーが高い人たちが多い中で、Beatfitの認知を広めてイベントに参加してもらうために、どのような情報発信をすればよいか不安でしたが、「どのようなチャンネルで」「どのような内容を」「どれくらいの頻度」で情報発信していくかについて、しっかりとアドバイスや支援をいただけたのはとても助かりました。メール配信の事業所別の到達率なども分析していただき、事業所別に対応を検討してもらえたことも安心感がありました。
ーーーイベント実施の結果はいかがでしたでしょうか?
この短期間で今期の目標としていた数字はすでに達成することができたので大変満足しています。別途実施しているウォーキングイベントの半分のインセンティブだったにも関わらず、これだけ多くの人が参加してくれたというのは、企画やサービスそのものが良かったからだと思っています。
アンケート結果から「健康に対する意識が高まった」という方がとても多く、もともと健康意識が高い方だけではなく、そうでない方にも興味を持って参加いただけた成果だと感じています。アプリの利用データと健康診断結果とのクロス分析からは、参加者の7割が元々運動習慣がなかったということが分かり、運動習慣化のきっかけづくりに大きく貢献することができました。
ーーー事業所や利用者様からの反応はいかがでしょうか?
Beatfitアプリとオンラインイベントについて、事業所の健康増進担当者やイベントに参加した従業員から多くのポジティブな意見をもらっています。
<事業所のご担当者様の声>
ヤフー株式会社 グッドコンディション推進室 川村様
「健康運動指導士として私は運動指導の資格を持っているのですが、提供いただいているプログラムが指導教材にあるような効果の高い内容で、社員の皆さんに胸を張ってお勧めしています。活用いただいている社員の方々からの評判も良く、『今回のイベントでスイカ割りを楽しめた』との声もいただきました。」
<利用者様の声>
「なるべく身体を動かすようになってから肩こりが和らいだ気がします」(20代女性)
「毎日やってるとすごい疲れが取れました。手軽にできるので継続しやすいのもよいアプリです」(30代男性)
「寝る前のマインドフルネスがとても良くて、毎日快眠できています。」(40代女性)
「仕事終わりに運動してコトネ先生によく頑張りましたと言われるのが楽しみになっています。それに運動する事で今日もやれたなと自分を褒めることが出来るようになった気がします!」(30代女性)
■今後の健康経営について
ーーー今後の健康経営や健康増進の取り組みの展望を教えてください
データドリブンカンパニーの企業の健保として、データを活用しながらより良い健保事業を行なっていきたいと思っています。そのためには、やりっぱなしにせず、データを元にPDCAを回していくことが大切だと感じています。
大きな事業所と小さな事業所に対して均一な健康増進の環境を提供することが健保の1つの役割なので、サービス提供やデータ提供を通じて、各社と連携しながら健康経営をバックアップしていきたいと思っています。
今回のイベントを通じて、Beatfitを事業所に浸透させることができたので、今後もデータを分析しながら事業所に対してより活用にしてもらえるように、Beatfitの担当者の方とPDCAをしっかり回していきたいと思います。
ーーー來田様、前田様、お話しありがとうございました!
BeatFit for Bizとは
「Beatfit for Biz」とは、従業員の運動不足を簡単に解消することが出来る、当社が運営するフィットネスアプリ「Beatfit」を活用した健康経営ソリューションです。当社オリジナル制作のフィットネスコンテンツは「運動を習慣づけること」を目的にデザインされているため、Youtubeなどの無料の動画コンテンツとは全く異なる体験価値を提供しております。これまでウォーキングイベントを実施したけどなかなか効果が出ない、体育奨励について検討しているが結果が出ないなど、従来の取り組みに課題を抱える企業様に最適なソリューションを提供します。
また、法人担当者様には、従業員のアプリ利用状況をリアルタイムで専用ダッシュボードからご覧いただくことが出来ます。企業専用のバーチャルイベントの開催により、社内の運動促進やコミュニケーション活性化にご活用いただけます。現在、食品会社や鉄道会社、製薬会社、商社、証券会社、百貨店などの企業様、そして官公庁様といった様々な組織でご利用いただいております。
過去導入して頂いた企業様の一例
- NTTドコモ様 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000032515.html
- YG健康保険組合様 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000032515.html
- JR東海様 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000032515.html
- 日本ケロッグ様 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000040636.html
- 大和証券様 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000032515.html
ホワイト500・ブライト500・健康経営銘柄認定企業がBeatFit for Bizを導入する理由
- ダイエットからストレス解消、ウォーキングから筋トレ、睡眠やパワーナップなど、多様なニーズや関心に応える高品質のヘルスケアコンテンツを700以上提供しており、運動機会の増進に向けた取り組み、メンタルヘルス対策への取り組みとして活用可能
- 専用ダッシュボードを通してリアルタイムでアプリ利用状況を把握確認することができ、またアプリ利用実態と健康診断結果などを掛け合わせ、健康経営の推進に関する効果検証をスピーディに行うことが可能
- イベント機能を通して、社内で競争や表彰、社内コミュニケーションの促進、職場の活性化にも活用可能
- BeatFitスタッフが導入~社内告知までフルサポートするため、少数の実施体制でも手間をかけず短期間でスムーズに導入が可能
サービスの詳細についてはコチラから資料をダウンロードください。
https://www.beatfit.jp/info/
株式会社アリストルについて
「意識を代え、行動を代え、未来を変える」をパーパスに掲げ、データに基づく科学的なアプローチから、世界で最も人間の行動を解明する集団を目指しています。フィットネスアプリ「Beatfit」を運営するヘルスケアテック事業と、ヘルスケアテック事業から得たノウハウをベースに法人顧客の経営課題を解決するコンサルティング事業を展開しています。
名称 株式会社アリストル
所在地 150-0041 東京都渋谷区神南1-5-6 H¹O 渋谷神南 606
設立日 2018年1月9日
代表者 宮崎学
資本金 137,139,160円(資本準備金を除く)
URL https://www.aristol.jp/
本リリース、および当社全般に関する問い合わせは下記メールアドレスへお願い申し上げます。
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