ファイヤーナイフダンスは、両端に火のついたナイフを操るサモアの伝統舞踊です。毎日公演しているシバオラ単独ショー、昼と夜のポリネシアンショーのなかで披露されており、フラガールショーと並んで人気を集めています。
そのダイナミックなパフォーマンスは、ショーの目玉の一つで、なかでも夜のポリネシアンショーのソロダンサーは、1丁のナイフパフォーマンスよりもはるかに難易度が高い、2丁のナイフを使ったパフォーマンスを披露します。また、2丁のナイフを操るだけでなく、炎が映える暗い夜のステージを縦横無尽に使いながら、1人でお客様を惹きつけ、盛り上げる技術も求められます。そのパフォーマンスの難易度の高さから、夜のポリネシアンショーのソロデビューは、名実ともに真のファイヤーナイフダンサーとして認められる第一歩でもあります。
エディ勇人が、ハワイアンズに入社したのは2017年。入社当初はシバオラの採用枠がなく、ホテル料飲部門に配属されたものの、ファイヤーナイフダンサーになりたい気持ちは揺るがず、シバオラへ配属されることを目標に、自主練習を続けました。
その後、2020年の5月に人事異動によるシバオラへの配属が決定。コロナ禍のため、ハワイアンズは臨時休館期間中ということもあり、自宅待機を余儀なくされ、十分な練習もできず、いつデビューできるかもわからない、不安な気持ちの中での配属決定でした。それでも、デビューを目標に自宅待機中も自主練習を重ねました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業を経て、2020年7月1日(水)ハワイアンズは営業を再開。それに合わせて、正式にシバオラへ異動し、先輩ファイヤーナイフダンサー指導のもと、約3カ月間に及ぶ猛練習を重ね、2020年10月3日(土)にデビューをしました。
今回のエディ勇人のソロデビューにあたり、真のファイヤーナイフダンサーとなることで、シバオラをより盛り上げてほしいという想い、また、コロナ禍の収束後には、ファイヤーナイフダンス世界選手権に出場し、世界一の栄冠を勝ち取って欲しいという想いを込め、数字の1が並ぶ11月1日をデビュー日に選びました。
- エディ勇人 ソロデビュー公演
■ 日 時 : 2022年11月1日(火)20:30~ ポリネシアン・グランドステージ
■ 場 所 : ウォーターパーク・ビーチシアター
- エディ勇人 プロフィール
■本 名 : 村上 勇人(むらかみ・はやと)
■出身地 : 福島県いわき市
■経 歴 : 2017年4月 常磐興産株式会社入社、ホテル料飲部門へ配属
2020年7月 シバオラチームへ人事異動で加入
2020年10月ステージデビュー
■ステージネーム : エディ勇人(エディ・はやと)
■備 考 : 日本で唯一のファイヤーナイフダンスチーム『シバオラ』は総勢6名。
スパリゾートハワイアンズのショーでファイヤーナイフダンスの演目を取り入れたのは
1972年。今年(2022年)で50周年を迎えた。
■本人コメント : 「シバオラのエディ勇人です。この度、2022年11月1日に2丁ナイフでソロデビューを
させていただくことになりました。
お客さまを楽しませるパフォーマンスをしていきますので、応援をよろしくお願いいたします!」
- 【参考】ファイヤーナイフダンスチーム「Siva Ola(シバオラ)」
スパリゾートハワイアンズでは、1972年7月3日から、ファイヤーナイフダンスをポリネシアンショーに導入しました。当時は、ビデオもない時代。ファイヤーナイフダンスを教えてくれる人などはおらず、当時の男性ダンサーはバトントワラーの経験者にバトンの回し方を習い、資料などから自己流にトレーニングを重ねるなど、何もかもが手探りの状態からのスタートでした。
苦労を経て日本初のファイヤーナイフダンサーが誕生してから、その技と経験は後輩ダンサーに受け継がれ、フラガール57年の歴史には及ばないものの、今日までの50年間、日本で唯一のパフォーマンスを継続し、現在では熱心なファンが付くほどの人気を得ています。
2016年に日本で唯一のプロのファイヤーナイフダンスチーム「Siva Ola(シバオラ)」を結成。これはサモア語で”強い踊り“を意味します。従来の公演ではソロが主体だったものをグループでの演舞へ切り替え、さらにパワーアップしたパフォーマンスを披露しています。