コロナ前の2019年、金乃竹グループが運営する旅館の訪日外国人観光客の取り扱い数は全体の27％で約3,500人でした。入国制限の撤廃が発表された2022年9月26日以降、金乃竹グループの旅館施設の訪日旅行客の予約は、2019年の同期間対比で85％の増加となり（一部の外資系OTA、2019年9月26日～10月10日との同期間対比）、入国制限の撤廃と円安で今後の訪日外国人観光客のさらなる需要回復に期待をしております。
｜外国籍スタッフの雇用強化
例えば現在、箱根 芦之湯温泉 松坂屋本店には総勢30名のスタッフが在籍しており、そのうち5割が外国籍のスタッフです（内訳：ネパール4名、フィリピン8名、ベトナム2名、台湾1名）。
期待が高まるインバウンド需要の回復への対応として、他の施設でも外国籍スタッフの雇用を増やすことで、訪日外国人観光客の受け入れを強化して参ります。
外国籍スタッフの雇用を増やす施策として、外国籍スタッフによる「社員紹介制度」、ライフラインを整えるために「給与前払い制度」や「24時間のライフサポート」、 母国へ一時帰国する際の「往復航空券の提供」、「各種手続き時の費用サポート」などを制度化いたします。
｜オールインクルシブを採用
フリードリンクをご用意
金乃竹の松坂屋本店では朝食・夕食時にフリードリンクメニューをご用意いたしております。他にもラウンジでは、ビールや日本酒、ワインなどアルコール及びソフトドリンク、和菓子などフリーで提供をしております。客室では、設置されております冷蔵庫の中身は無料でご利用をいただけます。100％源泉かけ流しの温泉をご堪能いただきました後にごゆっくりお寛ぎいただきご休憩をいただけます。
｜新たな一手を「高付加価値化」へ
訪日外国人旅行者は2019年に3千万人を超えていたものの、訪日外国人旅行消費額は4.8兆円（ひとりあたり16万円）でした。そのうち高付加価値旅行者（着地消費100万円以上）は、訪日外国人旅行者全体の約１％（29万人）に過ぎないものの、消費額の約11.5％（5,523億）を占めていました（出展元：観光庁 国際観光部 国際観光課）。金乃竹グループでは、旅館施設の高付加価値化を果たすことで海外・国内の高付加価値旅行者誘致し、観光によりもたらされる経済効果で地域へ貢献したく考えております。
（高付加価値化の内容）
・金乃竹 仙石原：2023年3月リニューアル予定 100㎡の客室露天風呂付の部屋を増設
・金乃竹 塔ノ澤：2023年春オープン 金乃竹 鉄板焼きハウス
・松坂屋本店：2023年3月リニューアル予定 露天風呂付き客室の増設、露天付き大浴場
｜「察する」サービス「おもてなし」を。
弊社外国籍のスタッフは、日本国内のお客様の感想として「お客様からは主張されずに期待値を超えるサービスを求める傾向が高い」と回答しております。「お客様と良きコミュニケーションを図り、お客様を良く観察して、次に何をして欲しいか？を先読み（察する）して行動することが大事。」とも回答しております。そして、「このサービスを外国のお客様に提供することが金乃竹グループの ”おもてなし”となる」と、日々意欲的に先読み（察する）訓練を日常業務で行っております。その結果、大手国内旅行サイトのクチコミで、弊社外国籍スタッフに対する高評価を日本人のお客様からいただいております。
この”おもてなし”を訪日外国人旅行客に提供すべく、料理メニューや浴衣の着方、日本の旅館文化の案内などの単なる多言語化だけではなく、料理や日本の旅館文化などの本質的なストーリーを語れ、訪日外国人旅行客の満足度を上げて参ります。
｜株式会社 金乃竹について
創業1947年。二代目の窪澤が1999年に事業を継承する。当時の冨士荘（金乃竹の前身）はいわゆる「昔ながらの古い民宿」で、客室は8部屋、玄関で用意あるスリッパはトイレで使用されているビニールスリッパ、部屋の稼働率は日々23％ほどしかなく、年間わずか2,500万円ほどの売上規模でした。窪澤は自ら竹取物語のコンセプトを具現化した貸切露天風呂を2箇所と客室に露天風呂を新設、自ら包丁を握り8年間ほど厨房に立ち料理を創り、お客様が残した残飯から傾向を分析して、お客様が喜び食す料理メニューの考案に日々明け暮れました。その結果、貸切露天風呂と料理の評判から「昔ながらの古い民宿」を4年で日々満室になる人気旅館へ変貌を遂げる事ができました。そして今、コロナ禍含むこの5年間では+18％の成長を遂げております。「日々、10年後にもわくわくと感動を提供」する事をモットーに。ビジネスで注目をされ日常を送る大人たち、そんな遊び足りない大人たちが、大切な人と人目を気にせずに過ごせる大切な時間を、リュクスな空間・料理・サービスで提供をいたします。
｜会社概要
会社名：株式会社 金乃竹
本社所在地：神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
設 立：1947年
代表者：取締役 窪澤 圭
URL：https://kinnotake.com/links/
事業内容：旅館運営事業 / 飲食事業
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ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社 金乃竹
経営企画室 広報：八幡
TEL：0465-24-3635
Mail：m.yahata@kinnotake.co.jp
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