株式会社JR西日本コミュニケーションズ(本社:大阪市北区、代表取締役社長:野中 雅志)、瀬戸内海汽船株式会社(本社広島市南区、代表取締役社⾧:仁田 一郎)、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社⾧:⾧谷川 一明)は、広島県公募型プロポーザル「令和4年度デジタル技術を活用した快適な観光航路等の実現に向けた検討業務」の事業として、デジタル技術を活用した瀬戸内海航路網の最適化を目指して、観光型高速船クルーザ「SEA SPICA」と北陸・せとうち観光ナビ「tabiwa by WESTER」による実証実験を実施します。
瀬戸内海汽船株式会社とJR西日本グループは今後も連携を図り、せとうちエリアの観光クルーズの振興や地域の課題解決に対する取り組みを、デジタル技術等を活用して積極的に展開してまいります。
- 実証実験概要
瀬戸内国際芸術祭の注目、及び2025年の大阪・関西万博の開催に伴う観光客の集中により、せとうちエリアの観光地の混雑やアクセス交通不足が懸念されています。そこで、観光客の来訪日平準化を図りつつ、観光客の満足度向上と地域振興の両立を目指すことを目的に、土休日を中心に定期運航をしている「せとうち島たびライン」をベースに、新たな寄港地として鞆の浦、大崎上島を含めた「SEA SPICA期間限定せとうちモニタークルーズ」を平日に運航し、新たな運航ルートや平日における観光クルーズのニーズを検証します。またモニタークルーズの予約・販売や、購入者の属性・関心の高いスポット等のデータ収集を「tabiwa by WESTER」で実施し、広島県インフラマネジメント基盤 Doboxに提供することで、せとうちエリアにおける快適な観光航路等の実現につなげてまいります。
- せとうちモニタークルーズ概要
1)運航日
2022年12月6日(火)~2022年12月22日(木)のうち火、水、木曜日(9日間)
2)運航ルート(※詳細のルート、運航ダイヤは別紙をご欄ください)
①12月6日(火)、13日(火)、20日(火)
鞆の浦→広島コース(鞆の浦港~瀬戸田港~広島港)
②12月7日(水)、21日(水)
広島→尾道コース(広島港~御手洗港~大崎上島~尾道港)
尾道→広島コース(尾道港~下蒲刈港~広島港)
③12月8日(木)、22日(木)
広島→三原コース(広島港~御手洗港~大崎上島~三原港)
三原→広島コース(三原港~大久野島~御手洗港~広島港)
④12月14日(水)、15日(木)
広島→しまなみ→尾道コース(広島港~御手洗港~しまなみクルーズ~尾道港)
尾道→しまなみ→広島コース(尾道港~しまなみクルーズ~御手洗港~広島港)
3)商品価格(※大人、小人同額の設定)
2,000円
※通常の「せとうちしまたびライン」6,000円よりもお求めやすい価格でのご提供です。
4)発売方法
11月9日10時より北陸・せとうち観光ナビ「tabiwa by WESTER」で発売します。モニタークルーズ参加者のアプリ利用傾向の分析等のため、アプリ版をダウンロードの上、ご購入ください。
※Android、Google PlayおよびGoogle PlayロゴはGoogle LLCの商標です。※Apple、Appleのロゴは、米国及びその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。App Storeは米国及びその他の国々で登録されたApple Inc.のサービスマークです。iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。iOS商標は、米国Ciscoのライセンスに基づき使用されています。※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
5)その他
・モニタークルーズ参加者は、アプリのプッシュ通知の受け取りや船内でのアンケートへの回答等にご協力いただきます。
・その他詳細は、せとうちパレットプロジェクトHP(https://www.setouchi-palette.jp/cruise/monitor-tour202212)または、当社HP(https://www.westjr.co.jp/)をご覧ください。