〇JR東日本は、「変革2027」に掲げる「地方創生」を実現するため、2022年12月に海外日本ファン向け会員サービス「JAPAN RAIL CLUB」を立ち上げ、東北などの地域活性化につなげます。 〇「JAPAN RAIL CLUB」は、旅アト・旅マエでも日本との“つながり”を求める海外の日本ファン層のお客さまを対象にした、ヒト・モノ・コトを通じたコミュニケーションのプラットフォームです。 〇会員には、毎月テーマに沿って編集された「おみやげボックス定期便」が届くとともに、会員同士・JR東日本社員と交流できるオンラインコミュニティや各種イベントにご参加いただけます。また、訪日旅行の際には、会員限定の特別なツアーやサービスをご利用いただけます。 |
1.「JAPAN RAIL CLUB」の目的
地域に根差すJR東日本が地域の方と共に、海外のお客さまに日本各地の個性あるモノ・コトをお届けします。地域のファンになっていただいたお客さまと地域・JR東日本とが双方向に交流することで、海外目線で地域の魅力を新たに発掘することをめざします。JR東日本は、この取り組みを通じて、「変革2027」に掲げる「海外でのより豊かなライフスタイルの提供」と「地方創生」に挑戦します。
2.「JAPAN RAIL CLUB」の概要
(1)サービス名 JAPAN RAIL CLUB
(2)運営会社 JR東日本・JR東日本東南アジア事業開発
(3)サービス開始日 2022年12月1日
(4)対象エリア シンガポール・台湾 ※今後エリア拡大を検討
(5)URL https://www.japanrailclub.com
※URLは12月1日オープン予定です
3.サービス内容
(1) 旅アトに届く「おみやげボックス定期便」
毎月テーマに沿って日本各地のお菓子・地産品などの詰合せボックスをお届けします。JR東日本グループの幅広い取引先ネットワークを活用して、商品選定を行います。また、ECサイトや小冊子を通じて、商品の背景や日本文化をお伝えするとともに商品選定に込めた想いなどを発信していきます。
(2)旅マエでの「参加型イベント」
海外からでも日本を体験することのできる「参加型イベント」にご招待します。次の訪問先選びのきっかけづくりとして、東日本エリアを中心に日本各地の深い情報をより知っていただくためのオンラインツアーや、おみやげボックスの試食会などを定期的に開催します。地域に根差したJR東日本グループの社員が地域の皆さまとともに企画し、その地域ならではの情報をお伝えします。
〇今後のオンラインツアー開催予定
・2023年2月 長野県安曇野市エリア
・2023年2月 長野県飯山市エリア
・2023年3月 山形県高畠町エリア
(3)旅ナカでの「交流型イベント」
JR東日本グループ社員や地元の方と交流しながら地域を巡る、ここでしか体験することの出来ない特別な交流型ツアーや、ホテル・エキナカ・駅ビルなどのJR東日本グループの特別なサービスを提供します。
〇今後の交流型ツアー開催予定
・2023年1月 ホテルメトロポリタン盛岡社員と行く盛岡市ツアー
・2023年2月 ホテルメトロポリタン仙台社員と行く「あらはま」ツアー
・2023年春頃 地域の方と秘境を体感する奥多摩沿線まるごとツアー
そのほか、車両センター見学、のってたのしい列車などを活用し、地域と連携したツアーを計画中
〇東京駅スペシャルサービス
訪日旅行の玄関口である東京駅周辺の特別なサービス
例:グランスタお買い物特典、東京ステーションホテルで歴史や文化に触れるホテルツアー付き宿泊プラン、ホテルメトロポリタン丸の内で眺望も楽しむ食事プランなど
(4)「SNSオンラインコミュニティ」
会員同士やJR東日本社員との「コミュニケーションの場」に参加いただけます。旅の情報交換はもちろんのこと、自らの旅の感想や、食事やお酒・絶景・鉄道など互いの趣味に関する情報発信を行うことができ、会員同士の「つながり」を深められます。
4.インバウンド拡大に対応した取り組み
JR東日本は、水際対策緩和に伴うインバウンド拡大に対応して、輸送サービス、生活サービス、IT・Suicaサービスの3事業を融合した施策に取り組みます。
東京駅では株式会社JR東日本クロスステーションが運営する「エキュート」「グランスタ」など、東北エリアでは仙台ターミナルビル株式会社が運営する山形、仙台、福島各エリアの「エスパル」「ホテルメトロポリタン」の対象店舗、「JRフルーツパーク仙台あらはま」にて、訪日外国人旅行者向け鉄道パス「JR EAST PASS」などをお持ちのお客さまに向けたキャンペーンを実施します。各キャンペーンの詳細については後日ご案内します。