最終年度の成果発表会としてこのシンポジウムを開催し、当初はメンバーでもあった丸山俊郎白馬村長、そして持続可能な観光・まちづくりを先進的に進めている片山健也ニセコ町長(北海道)をお招きし、スノーリゾートにおける観光業のこれからのありかたやSDGsへの取組みについて講演いただきます。
「世界水準のオールシーズン型マウンテンリゾート」として新たなスタートを切っている白馬の現状を知っていただくシンポジウムです。
当日は白馬村会場でのリアル参加の他、zoomによるオンライン参加も可能となっております。
長野県・白馬村では2016年に「白馬村観光地経営計画」(https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/kankoka/kankoshokokakari/2/1550.html)を策定、2025年に「恵まれた自然、 山と雪が育む生活・文化を未来に残す マウンテンリゾート・Hakuba」という姿になることを目標に取り組んでおります。
その取り組みの一環として、白馬村観光課主催で「白馬村宿泊産業イノベーション研修」を2019年度より3年間のプログラムで実施してまいりました。このプログラムは参加メンバーが宿泊事業者でありながら自身の宿泊施設だけではなく「白馬村の宿泊産業全体の面的活性化」を考え、学ぶだけではなくプロジェクトメンバーとなってアクションを起こしていくことを目標に行ってまいりました。
メンバーは白馬村内の宿泊事業者が約15名集まり、現場の視線も大切にしながら白馬の最大産業である宿泊業の未来を考えてまいりました。
その3年間の議論の成果とこれからの展開について発表し、白馬村村長・ニセコ町長を迎えてその内容について共に議論いたします。
そして、今後のプロジェクト展開に参画したいという方々を増やし、「サステナブルな宿泊業」のモデルづくりを目指します。
株式会社H Innovator(長野県・白馬村)の代表である山口聡一郎もイノベーション研修メンバーとして参加してまいりましたが、同社の理念である「白馬のホスピタリティの価値を高めて、日本を代表するリゾートを創る」というビジョンを実現するためにこのイノベーションプロジェクトに主体的に参画しております。
世界水準のオールシーズン型マウンテンリゾートとして、持続可能な地域を目指す白馬村の宿泊業が新たなスタートを切ります。
「白馬村宿泊シンポジウム」概要
日時:2022年11月25日(金) 13:30~16:30
場所:白馬村ウイング21(白馬村北城2066・JR白馬駅より徒歩約10分・
駐車場あり)
プログラム:
13:30~13:35 開会のあいさつ 白馬村長 丸山 俊郎
13:35~13:45 白馬村宿泊産業イノベーション研修の経緯
13:45~14:15 第1部 基調講演「SDGs と観光・まちづくり」
北海道ニセコ町長 片山 健也
北海道ニセコ町は、人口約5,000人の農業と観光の町。2018年に国の
「SDGs未来都市」に選定されるなど、「持続可能なまちづくり」に取り
組んでいます。スキー場を持ち、コロナ前は外国人観光客が多いなど、
白馬村との共通点も多いことから、今回、基調講演に片山町長をお迎え
し、観光やまちづくりの話をうかがいます。
14:25~15:25 第2部 成果発表 「持続可能な宿泊業の提案」
(1)断熱は村の未来に貢献する Hakuba IL BOSCO 宗川 公紀
(2)はぶくという引き算の考え めぞん・ど・ささがわ 笹川 陽子
(3)10年後の白馬の宿泊業を築く (株)H Innovator 山口 聡一郎
15:25~16:25 第3部 座談会「宿から変わる白馬村のこれから」
白馬村長 丸山 俊郎・ニセコ町長 片山 健也・宿泊イノベーションチームメンバー
〔モデレーター〕 白馬ひふみ荘 丸山 智彦
16:25~16:30 閉会のあいさつ 白馬村観光課 太田 雄介
シンポジウムへのお申込み
https://forms.gle/qmJJmM4RNomJ8PLX7
※オンラインでのご参加も可能です。URLはお申し込み後にお送りいたします。