日本百名山「西吾妻山」にある山形県米沢市の天元台高原スキー場が今月25日に冬山開き(安全祈願祭)を行った。
天元台高原をはじめ白布温泉、新高湯温泉を含めた地域では、令和2年より国の地方創生交付金を使った地域再生事業「天元台×白布温泉リボーンプロジェクト」をスタートさせており、同事業を運営する天元台×白布リボーン協議会を中心に、ウインターシーズンの誘客促進にも取り組んでいる。
【2022.11.25安全祈願祭の様子】
今冬は、地元出身プロスノーボーダーであり、天元台高原スキー場で滑走技術の礎を築いた布施忠氏をエリアアンバサダーに選任し、広報PR活動やSNSの情報発信、デモ滑走やイベント出演などに協力いただく。
【プロスノーボーダー・布施忠 氏】
プロスノーボーダー 布施 忠 氏(1977年生・山形県高畠町出身)
16歳からスノーボードを始め、18歳でJSBAプロ資格を取得。映像作品への出演を中心に活動し、国内外で高い評価を得る。2007年には、スノーボード界のトップブランド・Burtonと日本人で初めてグローバル契約を結び、同ブランドからシグネチャーモデルを発売する。現在はフィルマーの越路太郎氏と「LSP Film」として、国内の良質なスポットを中心に撮影などの活動を行っている。スポンサー:SIMS Snowboard、Billabong、Deeluxe Boots、UNION Bindings、SHRED Goggles、unfudge、powgloves、one MFG、LAKAI skateshoes、FUSE works、DANNER japan、BCA
□キャビン付き圧雪車によるツアー「雪山大冒険」
雄大な雪原をキャビン付き圧雪車で遊覧し、最終到達地点では、未踏の新雪をスノーシューで歩いたり、雪を使って作る「雪原カフェ」でコーヒーが楽しめる。昨年好評だったツアーから、更に体験メニューを増やした内容となっている。
【雪山大冒険】
□天元台アップデート2023 (2023.2.23〜26)
昨シーズン盛り上がりを見せた「天元台アップデート」を22-23シーズンも開催。エリアアンバサダーである布施忠プロと一緒にゲレンデを滑る企画や、同時開催を計画しているニューモデルスキー・スノーボード試乗会では、試乗に適したゲレンデ(コブ造成、新雪バーン確保など)を造成するなど、本州屈指のパウダースノーゲレンデを活かした催しを計画中。また、イベント期間中だけでなく、シーズンを通して、約3kmの山道コース「湯の平コース」に「湯の土手」と称したバンクをコーナー数カ所に造成し、スキー・スノーボードで愛好家の多い「地形遊び」のフィールドを展開するなど、エリアアンバサダーの布施忠プロをアドバイザーに、他のコース内にも様々な工夫をこらす予定。(積雪状況による)
【天元台アップデート2022】
□情緒豊かな温泉で癒しも
◯「育つかまくら」
豪雪地ゆえに、毎年制作する際には、場所も大きさも変わるかまくら。雪質の軽さから造成が困難ながらも、地域の人達が力を合わせて制作し、積雪が増えるのに合わせてかまくら自体のサイズも大きくなるなど、変化も楽しめる。
◯雪ぼんぼり(1〜3月の週末に実施)
白布温泉の各旅館がそれぞれの工夫をこらして制作している雪ぼんぼりは、静かな冬の夜の温泉街の雰囲気を温かく演出する。
温泉と合わせて冬の白布・新高湯を楽しむには、山形・米沢の豊かな食文化を同時に堪能できる、宿泊での利用がおすすめ。外出時には、防寒着や長靴などを各旅館が貸し出してくれる。
◯日帰り入浴
スキーやスノーボードを楽しんだあと、しっかり温泉で温まり、体のケアをするのが天元台・白布の常連の楽しみ方。
各旅館等によって定員や受け入れ時間は異なるので、詳しくは各施設の情報を確認し、エリア内のフルコースを楽しんでいただきたい。
天元台高原スキー場の詳細情報は https://www.winter.tengendai.jp/
白布×新高湯エリアの情報は https://shirabu.net
天元台×白布リボーン協議会 公式チャンネル(Youtube)https://www.youtube.com/channel/UCV0I4JCJq67CIWoU_6UG_bQ