■旅と学びの協議会サミットとは?
「旅と学びの協議会サミット」とは、旅による「学び」の効果を検証するためのアイデア創出、会員同士の交流を目的とした宿泊イベントです。会員の企業や自治体の地域を開催地として、「旅先での地元の人との交流」をテーマにイベントを企画し、これまでに第一回目を埼玉県飯能市、第二回目を石川県能登町で今年度通算2回実施しました。参加者は、当会の会員に限ります。
今回は、参加者を受け入れる地域の人と参加者が事前にオンラインで交流する機会を設け、イベントの参加動機や参加者が興味があるテーマなどを議論します。事前に現地の方と参加者が関係性を構築することで、旅におけるオンラインの新たな活用方法を検証し、その地域のヒト・モノ・コトへの理解を深めたうえで、旅行中の過ごし方をデザインすることに繋げます。
■スケジュール
- 事前交流:オンラインで実施。
- 1日目:「無手無冠」酒蔵見学、四万十川ジップライン体験など。廃校となった小学校を改修し、地域活動拠点として生まれ変わった「集落活動センターけやき」での宿泊。
- 2日目:自由時間、井上糀店での味噌作りなど。ポップアートに溢れる、1300年の歴史をもつ寺院「岩本寺」での寺泊。
- 3日目:五在所ノ峯ハイキング、土佐打刃物「黒鳥」見学など。
- コワーキングスペースを使用しながらの参加も可能。
■高知県四万十町役場にぎわい創出課メンバー コメント
四万十町の文化や歴史、自然等の魅力に触れていただくとともに、地域で活躍する人々と参加者の皆様が交流することでお互いの刺激となる「学びの場」になることを期待しております。また、今回の滞在期間中には、参加者一人ひとりのニーズに合わせたワーク時間も設定しており、今回の旅が新たな旅の需要を創出できるきっかけとなるよう取り組んでいきます。
■高知県四万十町とは
日本最後の清流「四万十川」の中流域に位置するまち高知県四万十町。四万十川に代表される風光明媚な自然に囲まれ、集落の多くは四万十川とその支流の河川沿いや台地上にあり、窪川地区の南東部には太平洋に面した漁村が広がっています。
まちは、「~しあわせ しまんと せいかつ~」をコンセプトに、仕事・遊び・暮らしの環境の充実を目指し、暮らす人々が笑顔になれるまちづくりに力を入れています。
URL:https://www.town.shimanto.lg.jp/index2.php
■旅と学びの協議会とは
「旅と学びの協議会」は、ANAホールディングス株式会社が、立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明氏、理事 東京学芸大学大学院准教授、スタディサプリ教育AI研究所所長 小宮山利恵子氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 前野隆司氏、駒沢女子大学観光文化学類准教授 鮫島卓氏をコアメンバーとした有識者とともに、教育工学・幸福学・観光学の視点から、旅の効用を科学的に検証し、次世代教育の一環として旅の活用を提言することを目的に2020年6月に設立した任意団体です。
URL:https://ana-conference.com/