先日、日本の年間出生数が過去最低ペースで進んでいることが発表されました※1。また今年の4月から不妊治療の保険適化が始まるなど、少子化対策や望んだタイミングで妊娠しやすい体作りの重要性が一層高まっています。
そこで、プレコンセプションケアを応援する女性のライフステージブランドBELTAと学生団体megaphONEは、誰もが心身ともに健康な生活を送り、望むタイミングで妊娠しやすい体づくりが当たり前になる世の中にむけて、今後社会に羽ばたく女子大生世代の健康に関する3回目の意識調査を行いました。
その結果、多くの女子大生が健康に関する様々な不安や悩みを抱えながら生活していることが分かりました。
【調査結果概要】
- 女子大生にとっての“健康”とは「必要不可欠なこと」
- 食事にまつわる悩みは「栄養バランス」や「食事量・食事時間」に関して
- 運動にまつわる悩みは「大学進学という環境変化による習慣形成の難しさ」に関して
- 睡眠にまつわる悩みは「時間」や「質」に関して
- 女子大生にとっての“健康”とは「必要不可欠なこと」
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析(https://textmining.userlocal.jp/ )
「あなたにとって健康とは何ですか?(健康の定義について)」とお聞きしたところ、女子学生にとって健康とは、人生において重要度が高い項目であることがわかりました。また、全体の40%弱(68/186人)の方が「心」「元気」「精神」など精神的な側面も健康に欠かせないと回答しており、身体的健康だけでなく「心身ともに健康であること」は生活のなかで必要不可欠だと捉えられていると考えられます。(以下、一部回答を抜粋)
・心身ともに社会生活する上で問題なく健康な状態(大学4年生/女子大/20代)
・生きる上で最も重要なもの(大学2年生/共学/10代)
・幸せな生活を営むために必要不可欠なこと。(大学1年生/女子大/10代)
・元気に活動できる状態(大学2年生/共学/20代)
・精神が安定している、余裕をもてること。(大学2年生/共学/20代)
・何も心身共に違和感を持たず、普段通り生活ができている状態のこと(大学3年生/女子大/20代)
- 食事にまつわる悩みは「栄養バランス」や「食事量・食事時間」に関するものが多い
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析(https://textmining.userlocal.jp/ )
食生活での悩みをお聞きしたところ、「栄養バランス」と「食事量・食事時間」の大きく分けて2つの悩みが多いことが分かりました。栄養面では、バランスの良い食事がとれないこと、外食やコンビニ食など出来合いの物が多いことなどの悩みが目立ちました。
食習慣では、朝ご飯をきちんと摂れないこと、食べ過ぎてしまうことなどの悩みが多かったです。また、自身の食生活が良くないことに気が付きつつも改善できないという意見や将来の食事に対する不安も見受けられました。(以下、一部回答を抜粋)
【食事の内容に関する悩み】
・最近外食が増えてしまって栄養バランスが気になる。直そうと思ってはいるが友達と過ごす時間も楽しいからついついしてしまう。(大学1年生/共学/10代)
・お菓子ばかり食べてしまう。心が満たされて、今のところ支障がないので改善しようとしていない。(大学2年生/女子大/20代)
・一人暮らしだと、「食費の考慮」や「自分だけのため」という理由で、自家暮らしの時より考えられないほど、冷凍食品やスーパーの弁当で一食を済ましてしまうこと。添加物などの面で、かなり罪悪感がある。大学4年生/女子大/20代)
【食習慣の悩み】
・バイト後だと自炊をせずに出来合いの料理を買ってしまう(大学4年生/女子大/20代)
・大学生になって友人とジャンクな外食が増えてしまっている。(大学4年生/共学/20代)
・食べる元気がないため出来合いのものを少し食べる程度になってしまった。悪い痩せ方をしそうで不安。(大学2年生/女子大/10代)
・生理前に食欲がすごくて食べすぎてしまう(大学1年生/共学/10代)
- 運動にまつわる悩みは「大学進学という環境変化による習慣形成の難しさ」に関するものが多い
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析(https://textmining.userlocal.jp/ )
運動に関する悩みをお聞きしたところ、「大学進学という環境変化による習慣形成の難しさ」に関する悩みが多いことが分かりました。「大学生になり運動する機会が減った」「運動したいが運動する時間が取れない」などの悩みが目立ちました。
また、「運動を習慣化できないため体力の衰えを感じている」「運動不足から健康への不安を感じている」ことなどの悩みが多かったです。また、運動不足による体力の低下に気が付きつつも改善できていないことや将来の健康に対する不安も見受けられました。(以下、一部回答を抜粋)
【大学進学による環境変化の例】
・以前までは定期的に運動をしていたが、学業が忙しくなり運動の時間を取れていない。体力や筋力が低下していくことが不安。(大学4年/女子大/20代)
・大学生になって運動する機会が減りました。体力が落ちたと思っているので不安です。(大学4年/女子大/20代)
・大学生になってから体育も部活もなくなって運動する機会がなくなってしまった。駅までの自転車だけでも息切れしがちになって不安に思っている。(大学1年/共学/10代)
【運動習慣の悩み】
・運動する習慣がなく、体力がないため、動こうとしない。生活習慣病が不安(大学3年/女子大/20代)
・運動を習慣化できていない為、体力の衰えを感じる。(大学2年/共学/20代)
・運動する機会が作れない。そのため健康に影響が出ている気がする。(大学2年/女子大/10代)
【その他の悩み】
・なかなか運動する気になれない。少し走っただけで疲れてしまうことが不安。(大学2年/女子大/10代)
・全く運動していない。健康に悪いとはわかっているが運動する時間を取らないし運動するモチベもない(大学3年/女子大/20代)
- 睡眠にまつわる悩みは「時間」や「質」に関するものが多い
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析(https://textmining.userlocal.jp/ )
睡眠での悩みをお聞きしたところ、「睡眠時間・就寝時間について」と「睡眠の質について」の大きく分けて2つの悩みが多いことが分かりました。時間に関する内容では、夜更かしをしてしまうこと、睡眠時間が取れないことなどの悩みが目立ちました。
睡眠の質に関する内容では、睡眠の質が悪いこと、眠りが浅いことなどの悩みが多かったです。また、体調不良や授業中に眠くなり集中できないなど、日常生活に影響が出ているという回答も多く見受けられました。(以下、一部回答を抜粋)
【時間に関する悩み】
・睡眠時間が取れず、体調に影響が出ることがある(大学2年/女子大/10代)
・十分な睡眠時間が取れない。課題に取り組む以外の勉強時間が確保できない。(大学2年/共学/20代)
・寝る前に携帯をいじってしまう。そのため寝る時間が遅くなる。(大学4年/女子大/20代)
【質に関する悩み】
・寝つきが悪く、寝付くのに毎回1時間以上かかってしまう。なので、睡眠時間がみじかくなる(大学3年/女子大/20代)
・夜中に目が覚める 睡眠が浅く、日中眠くなることが多い(大学3年/女子大/20代)
・寝ても体が重い(大学4年/共学/20代)
【その他の悩み】
・朝起きるのが辛い。働くようになってからきちんと起きられるか不安。(大学2年/女子大/20代)
【学生団体megaphONEとの協同プロジェクトについて】
「将来のために、『今できること』から始めていく」
今回の調査を通じて、女子大生の健康に関する具体的な現状の悩みや将来の不安が明らかになりました。健康の定義からも分かるように健康を「充実した人生を送るために必要不可欠」と考えている人がほとんどである一方で、健康づくりのための行動は実践できていないと感じている人も多くいるようです。
未来の健康に対して不安や懸念はある一方、「いまは大丈夫」という現状の認識が勝り、将来「こんなはずではなかった」という後悔に繋がってしまう人が増えるだけの社会になっていくことは避けなくてはいけません。
食事・運動・睡眠時間はどれも人間が生きていくうえで欠かせない要素です。まずは「食事では補えない栄養素をサプリで補う」など、「今、できること」に目を向け、前向きな行動変化を起こし続ける必要があります。
「学生団体megaphONEとのセミナー・イベントの共同実施」
3回の調査結果を受け、今後、ライフステージブランドBELTAと学生団体megaphONEは「今、できること」にフォーカスしたセミナーやイベントを実施します。
引き続き、誰もが心身ともに健康な生活を送り、望むタイミングで妊娠しやすい体づくりが当たり前になる世の中づくりに向けて尽力してまいります。
※1 出典 厚生労働省「人口動態統計速報 令和4年9月分」
〈調査概要〉
調査対象者 :現役女子大生
大学区分 :4年生大学(共学)、4年生大学(女子大)、短期大学(共学)、短期大学(女子大)
調査期間 :2022年11月4日〜2022年11月17日
有効回答者数:186
【企業概要】
名称 株式会社ベルタ
所在地 東京都港区北⻘山2-12-28 ⻘山ビル5階
代表者 代表取締役社長 武川克己
事業内容 D2C事業
URL https://belta.co.jp/
■学生団体megaphONE
学生団体megaphONE(メガホン)は、人生の先輩と学生との「ギャップ」を解消することで、これから大人になる学生の未来が、明るく豊かな未来に繋がってほしいと考えました。そこで、現在の女子学生が抱えている声なき声に耳を傾け、社会や学生自身に発信するメガホン(拡声器)のような存在になりたいという想いを込めています。さらに、megaphONEの“ONE”には、たった一人である自分自身の存在を大切にしてほしいという意味があります。