アクティビティとしての電動カート
当日は、同園内で開催中であった「ガーデンウィーク」や「リアル謎解きゲーム」に集まった来場者や、地方紙による試乗会の告知を見て来場した方々など、幅広い年齢層の「電動JOYカートを見るのも乗るのも初めて」という市民の方々に、次世代モビリティの持つ性能の可能性と利便性を感じて頂きました。最高速度が6km/hに設定された電動カートだからこそ、免許が不要で誰にでも楽しんでいただけ、シニアはもちろんのこと、小学生にも操縦することの楽しさを味わって頂きました。
今回の試乗会運営では、市職員をはじめNOAA社のスタッフが試乗中に寄り添って、安全配慮とあわせて体験中の生の声(感想)を傾聴しながら、安心感を持って乗って頂くことに努めました。
急勾配を前に、山頂の展望広場へ行くことを躊躇していた方々が、電動カートを使って徒歩での登頂者を追い越しながらスイスイと上ることが出来、笑みがこぼれる姿が多く見られました。「昔は登ったんだけど…」と話す方も、電動カートを利用しての久しぶりの登頂と山頂にある展望広場からの館山湾(鏡ヶ浦)や快晴の青空に浮かぶ富士山の景色を満喫されていました。
移動の足としての電動カート
この坂道は、麓に「貸し杖」が設置されているほどの急勾配で、土日祝日だけシャトルカーを運行させているが、それ以外の曜日での山頂までのアクセスに課題を感じているのこと(館山市企画課)。今年8月に同市内において企画開催した「EVモビリティ体験試乗会」での縁により、今回は同市の交通担当から当社に相談を頂き、NOAA社と共に電動JOYカートの試乗会を実施するに至りました。
同市の高齢者比率は約40%。試乗したシニアからは、「免許返納を控えているがどうしたら良いか悩んでいる」という多く声が聞かれ、自転車や三輪車の選択肢で迷いながらも今回の試乗によって、四輪である電動カートの安定感とハンドル型電動カートの安心感を実感して頂けました。移動手段選びの段階において転倒リスクを十分に考慮することで、骨折入院からの筋力低下や歩行困難という負の連鎖を回避できます。さらに健康寿命やフレイル予防の観点からも、お出かけ手段の確保と外出頻度の維持が重要であることを伝える最良の機会となりました。
笑顔のための電動カート
当社は、人や地域に優しい電動モビリティ(EV)の普及推進を通じて、誰もが旅行やお出かけを諦めることなく、いつまでも外出を続けることができる社会の実現を目指しています。今後も、館山市や南房総エリアにおいて、季節や場所を変えながら電動モビリティの魅力「もっと楽しく、もっと楽々」を伝える活動をおこなってまいります。
【お出かけがもっと楽しくなる『電動カート』試乗会 実施概要】
日時 :2022年11月27日(日) 10時〜15時
会場 :城山公園(山頂へ向かう車道)
参加費:無料
対象 :小学生以上(小学生は保護者同伴)
主催 :館山市
協力 :株式会社NOAA(車両・運営)
株式会社バドインターナショナル(企画運営)
■電動モビリティ「JOYカート」について
折りたたみできる電動カート(シニアカー、電動車いす)において最小最軽量クラスである「JOYカート」。株式会社NOAAによる企画製造で、大型シニアカーにない優位性として、日常の利用シーンとは異なる「旅行やお出かけ時」にも乗り慣れた電動カートを持っていけることをメリットとしています。自家用車やタクシー、レンタカー、電車、飛行機、ロープーウェイなどに積み込むことができ、芝生や砂利道、急坂など様々なシチュエーションでの走行テストをクリアしています。
- JOYカート公式サイト:https://noaa.jp/
■株式会社バドインターナショナルについて
バドインターナショナルは、これまで旅行・観光業界に特化した広告制作会社として30年間、顧客企業とそのお客様のコミュニケーションを大切にデザインしてきました。現在はクリエイティブサービス以外にもEV推進事業「タビエボ」をはじめ、動画コンテンツサービスやキャラクター開発などの自社事業にも力を入れています。
会社名 :株式会社バドインターナショナル
代表者 :代表取締役社長 片山 真
所在地 :東京都品川区西五反田1-21-8 ヒューリック五反田山手通ビル5F
設立 :1992年3月4日
URL :https://www.bud-international.co.jp/
事業内容:総合クリエイティブ事業 / 映像コンテンツ事業 / システムソリューション開発事業 / 販売代理事業
資本金 :2,000万円
- EV推進事業「タビエボ/tabievo」:https://tabievo-life.studio.site/
- 館山市での前回の企画運営イベント「EVモビリティ体験試乗会」動画