- ヴィーガン・ガストロノミー
本書は、柴田書店が発刊する雑誌「専門料理」にて2021年4月から2022年3月まで連載された『ヴィーガン・ガストロノミー』の内容と、1年間撮りためた四季折々のヴィーガンコース料理の書き下ろしで構成、前半部分は英語の翻訳付き。また、ファロのヴィーガンコースには欠かせないノンアルコーㇽのペアリングドリンク、コースの締めくくりのデザートも紹介。
【書籍情報】
書名:ヴィーガン・ガストロノミー
仕様:A4変形判・ソフトカバー・232ページ
定価:5,500円(本体5,000円+税10%)
発売日:2022年12月22日(木)
*全国の書店・オンラインショップで発売
発行:株式会社柴田書店
- ファロ
東京銀座資生堂ビル10階のファロでは、現代イタリア料理が備える伝統と先進性に、日本の豊かな食材や文化を重ね合わせたイタリアンの枠にとらわれないモダンでオリジナリティーあふれるクリエーション(料理)をご提供しています。銀座の地から世界に光を放つレストランを目指してファロ(灯台)の名の如く、新しい食文化を照らし出すのは、イタリア料理界の最前線を20年に渡り走り続け、イタリアで二つのレストランにミシュランの星をもたらしてきた唯一の日本人であるエグゼクティブシェフの能田耕太郎です。ファロが特に力を入れているのは、能田が“制限ではなく、新しい表現。日本の精進料理にも通じる。”と語るヴィーガンコース。ヴィーガンの方だけではなく、“美味しく食べて、体の中から美しく”を求める多くの方々に是非ご体感いただきたいコースメニューです。同時に、ヴィーガンというライフスタイルにサスティナビリティや平和の可能性を感じており、環境や動物に負担をかけない食生活を通して、“心豊かに楽しく暮らしながら、地球や社会の美しさも守る”取り組みを追求しています。
ファロでは、“スタッフ全員がフードキュレーター”を目指して全国をめぐり、生産者とのつながりを深めています。食器やカトラリー、テーブルアクセサリーにいたるまで、日本のすばらしい伝統文化を守りたいという想いから、新潟の組子、多治見や有田の器、今治の織物、江戸切子のグラスなど、“日本の匠の技”にこだわり、とり揃えています。
空間は和と洋の融合をイメージしエレガントでスタイリッシュに演出。大地~海~空という自然を感じる色彩のグラデーションを基調とした店内は昼と夜で、それぞれ趣のある表情を醸し出します。驚きと楽しさに満ちたガストロノミーを美しい地中海を想起させる空間でお楽しみください。
【能田耕太郎 経歴】
1974年 愛媛県今治生まれ
1996年 兵庫県神戸市「マルケージ」にて料理人としての第1歩をスタートする。
1999年 イタリアに初めて渡航し、研鑽の日々を送る。
2004年 「エノテカ・ラットーレ」(ヴィテルボ)ヘッドシェフ
2010年 『ミシュランガイド・イタリア』にて一つ星獲得。
2014年 「ビストロ64」(ローマ)、ヘッドシェフ
2016年 『ミシュランガイド・イタリア』にて一つ星獲得。「ビストロ64」オーナーシェフ
2017年 『テイスト・ザ・ワールド』(アブダビ)にて優勝
2018年 「ファロ」エグゼクティブシェフ
2020年 『ミシュランガイド東京2021』にて一つ星獲得
2021年 『ミシュランガイド東京2022』にて一つ星およびグリーンスターを獲得
2022年 『ガンベロロッソ2023~世界のトップ・イタリアンレストラン(東京版)』にて
2フォークおよびベスト・コンテンポラリー・ワインリスト賞を獲得
『We’re Smart Green Guide』にて5ラディッシュを獲得
- 店舗概要